[モータ技術展] 多摩川精機、ESP用レゾルバとアナログ信号をデジタル化する変換器を展示

多摩川精機は「テクノフロンティア 2017」の「モータ技術展」で、電動パワーステアリング (EPS)用VR型レゾルバ (回転角度センサー)「Singlsyn」とレゾルバからのアナログ信号をデジタル化する変換器「Smartcoder」を出展した。今回の展示での自動車向けはEPS用であったが、ハイブリッド車 (HV)や電気自動車 (EV)の駆動モーター用レゾルバではシェアトップを誇る。
・「Singlsyn」はローターとステーターで構成されており、薄型であることに加え、高温、振動、衝撃に強いという特長がある。また、ローターは電磁鋼板のみで構成されているため、低コストにも繋がっている。「Smartcoder」はレゾルバからのアナログ信号をデジタル絶対位置角度信号に変更する装置で、デジタル化した信号はECUに送られる。