Q8 (Audi)

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2024年07月16日(火)

広汽集団と広汽埃安(GAC Aion)が出資し充電バッテリー交換事業を手掛ける広汽能源科技(GAC Energy Technology Co.,Ltd、以下、広汽能源)710日、通信技術のハイテク企業である元道通信股份有限公司(Wintao Communications Co., Ltd.)と戦略的協力協定を締結したと発表した。

・双方は各自が持つ資源の優位性を生かし、エネルギー分野における包括的な協力を推進し、充電/バッテリー交換ステーション、太陽光発電による蓄電・充電・バッテリー交換総合エネルギーステーション、異業種統合、デジタル化、コネクテッドなどの分野で協力する。

2024年下半期には高速道路の公共充電ステーションの建設に着手し、充電ステーション1万基計画を始動させ、オフィスビル、居住区、駐車場、観光地など様々な場所に充電ステーションを建設し、充電インフラを整備する。

広汽能源のWeChat公式アカウントに基づく

2024年07月12日(金)

・ABVV-Metaal組合は7月10日、需要の急激な減少により、アウディが2025年末までにベルギー・ブリュッセル(Brussels)工場でのクロスオーバー電気SUV「Q8 eトロン(Q8 e-tron)」の生産を終了する計画だと特別労働協議会で発表した。アウディは「Q8 eトロン」に代わるモデルが見つからない場合、ブリュッセル工場での生産活動を終了する可能性もあるとしている。

・2024年7月9日の特別労働協議会で、同組合はアウディが2027年ではなく2025年に「Q8 eトロン」の生産を停止する計画であることを知った。これにより、2024年10月までに1,410人、2025年初頭までにさらに600人の従業員がレイオフされる可能性があるという。現在、アウディのブリュッセル工場では3,000人の従業員が雇用されている。

・これまで、「Q8 eトロン」の生産は2027年以降、中国とメキシコに移管される予定になっていた。ブリュッセル工場で電気SUV「Q4 eトロン」を生産する計画も2023年10月に撤回されている。今回発表されたレイオフは地元の金属産業に大きな影響を与え、工場閉鎖の可能性に対する懸念が高まっているという。

・ブリュッセル工場の従業員は予定されていた夏休みを前に経済的に失業状態に置かれ、最近同工場で生産された車両が駐車場から急いで撤去されたという。

Based on ABVV-Metaal (1/ 2)

2024年07月10日(水)

・アウディは7月9日、高級電気自動車(EV)の需要減少を受け、ベルギー・ブリュッセル(Brussels)工場における「Q8 eトロン(Q8 e-tron)」と「Q8スポーツバック eトロン(Q8 Sportback e-tron)」の生産の早期終了を検討していると発表した。

・今回の決定の背景には、ブリュッセル工場における長年の構造的な課題がある。工場のレイアウトは、生産施設が市の中心部に近いという特殊な立地のために変更が難しい。また、物流コストも高い。全体として、同工場の生産コストは他の生産拠点に比べて高くなっている。

・その結果、アウディ・ブリュッセルの取締役会は、ベルギーの法律に従い、情報提供と協議のプロセスを開始し、工場の再編を模索している。代替案が見つからない場合、工場の活動の一部を終了する必要が生じる可能性があるという。

・アウディ・ブリュッセルのVolker Germann CEOは、「今回の発表は決定を意味するものではないが、ブリュッセル工場の従業員も私もこのニュースを重く受け止めている」とコメントした。

(Audi press release on July 9, 2024)