WCX18: SAE World Congress Experience - 自動運転テクノロジー

さらなる進歩が社会へもたらすもの

2018/05/09

要約

WCX18 展示フロア・エントランス

 WCX18 (SAE World Congress Experience)が2018年4月10日から12日まで米国ミシガン州のデトロイトで開催された。その名称変更以降2年目の開催になる今回のWCX18では、自動運転車とそのテクノロジーの開発と影響が主要テーマのひとつとなった。GMとFordは、ともに自動運転の技術と車両を前面に押し出す展示を行い、日立やVelodyneなどのサプライヤーは、自動運転車をサポートするシステムを紹介した。General Motors元副会長のBob Lutz氏による基調講演を始めとして、いくつかのスピーチセッションでも自動運転テクノロジーの及ぼす影響がテーマとなった。

 このレポートは、WCX18での展示や講演で紹介されたテクノロジー、システム、あるいはアイデアをまとめた報告の第1弾。ここでは自動運転に関連するテーマに焦点をあて、次稿では環境技術、モビリティとコネクティビティの影響に関する報告を行う予定。



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