【ものづくり】TECHNO-FRONTIER 2018:電動化・自動運転時代のものづくり変化

電動化部品の増加、電子基板、アルミ加工の増加

2018/05/02

要約

 2018年4月18日~20日まで3日間幕張メッセで開催されたTECHNO-FRONTIER 2018展示会は、モーター、モーションエンジニアリング、メカトロニクス、機械部品・加工技術、電源システム、エコパワーソリューション、EMC・ノイズ対策、熱設計・対策技術展に加え、今回初めての開催となった、AI/IoT活用技術、自動運転支援技術など、自動車の電動化・自動運転時代のものづくり変化を反映した展示内容となった。

 LMC Automotiveの予測では2027年でもエンジン付車がグローバルに9割を占める。本展示会に展示された車両カットモデルをみても、エンジンの電動化が進み、ハイブリッド車用のエンジン補機(水ポンプやエアコンのコンプレッサー)等が小型モーターを内蔵したポンプやコンプレッサーとなっている。電子基板、コントローラが多くなり、放熱性のよいアルミ加工品が非常に増えていく。

 

【埼玉自動車大学校提供ハーフカット展示車】

  • 日産ノートe-Power(シリーズハイブリッド)
  • ホンダレジェンドハイブリッド
  • ホンダフィットハイブリッド
(車両ハーフカット展示車:日産ノートe-PowerエンジンルームとバッテリーECU)



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