TU-Automotive Detroit 2017: 自動運転車が変える社会

自動運転車が及ぼすテクノロジー、社会、ユーザー体験への影響

2017/07/21

要約

 TU-Automotive Detroit 2017は、6月7日から8日にかけて米国ミシガン州Noviで開催された。コンファレンスへの来場者は3,000人を超え、約150人のプレゼンターと130件以上の出展参加があった。自動運転テクノロジーは依然として主要なテーマであったが、ビジネス戦略、市街地のモビリティ、ユーザーエクスペリエンスなど他のトピックも大きく取り上げられた。全体を通しての重要なテーマとなったのはコネクティビティであり、多くのセッションでコネクテッドカーの重要性が言及された。

TU-Automotive Detroit 2017 exhibition floor
TU-Automotive Detroit 2017展示フロア

 このレポートは、TU-Automotive Detroitで行われたディスカッションセッションに焦点を当てた三編のレポートのうちの3番目のものであり、ここでは自動運転テクノロジー、モビリティ、および車内でのユーザーエクスペリエンスを扱ったプレゼンテーションを中心に報告する。これまでビジネスモデルと戦略を主題にしたレポート、並びにコネクティビティをめぐる課題やテクノロジーを扱ったレポートの二編をリリースしている。

TU-Automotive Detroit 2017関連レポート:
エコシステム変革期の事業戦略と事業機会
コネクティビティの展望と課題ならびにテクノロジー

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