日本自動車メーカーの決算:2016年度は為替影響で5.2%減収、25.5%営業減益の計画

各社は中期的目標に向け、設備投資と研究開発費を増額

2016/05/24

要 約

日本メーカー10社の売上高

 日本自動車メーカー10社の2015年度決算は、連結売上高が69兆2,082億円(前年度比6.6%増)、営業利益5兆4,482億円(6.3%増)と好調を持続した。連結営業利益率も2014年度と同じ7.9%。為替レートは1ドル=120円で、前年度から11円の円安となったが、営業利益増への影響は、前年度の5,900億円から1,400億円に縮小した。

 2016年度については、年初頭からの急激な円高を受け、為替レートの各社予想平均値は1ドル=106円で、為替変動により合計で営業利益へマイナス1兆8,000億円の影響を予想している。その結果、各社合計で5.2%の減収、25.5%の営業減益を見込む。営業利益率も6.2%への低下を予想。

 しかし、各社は中期的な目標に向け、2016年度の設備投資を4.5%、研究開発費を2.2%増額するなど積極投資を継続する。トヨタは、TNGAに代表される「もっといいクルマづくり」と、メキシコ工場に代表される「もっといい工場づくり」に取り組む。日産、マツダ、富士重、スズキといすゞも前年度比二桁増の設備投資を計画。特にスズキは2017年に稼働するインド新工場の建設が進んでおり28.3%の大幅増を計画している。

 なお日産は2016年5月に、2,370億円出資して、燃費問題に揺れる三菱自株式34%を取得し筆頭株主になると発表した。

 下記の関連レポートは、こうした収益環境の変化も想定した、経営全般の効率化を目指す取組みとして挙げた。トヨタは2016年4月に製品を軸とした7つの社内カンパニーを設置し、小回りの利く自由度の高い組織体制とした。グループの小型車は、ダイハツが開発する体制とする。ホンダは2016年2月に、世界6極での開発・生産体制を修正し、再度グローバルモデルを強化すること、6極間で製品を補完し合う供給体制を再構築することを発表している。

関連レポート:

ホンダ:世界6極での開発・生産の路線を修正、グローバルモデルを強化(2016年5月)

トヨタがダイハツを完全子会社化:ダイハツはグループの小型車開発を担当(2016年3月)



10社の2015年度決算は6.6%増収、6.3%の営業増益

日本メーカー10社の営業利益率

 日本自動車メーカー10社(決算を開示していない三菱ふそうとUDトラックスを除く)の2015年度決算は、円安の追い風と米国市場の好調を受けて、連結売上高69兆2,082億円(前年度比6.6%増)、営業利益は5兆4,482億円へ6.3%増加した。

 2012~2013年度の高成長に比べると伸び率は低下しているが、10社の営業利益率は2014年度と同じ7.9%を確保した。メーカー別には、トヨタが10.0%、富士重は17.5%を達成した。年間を通した為替レートは1米ドル=120円で、前年度比11円の円安であった。

 なお各社が営業増益を記録するなか、ホンダは9.6%の増収(売上高14兆6011億円)だが24.9%の営業減益(営業利益5,033億円)となった。エアバッグインフレーターに関連する製品保証金を、2014年度の約1,200億円に続き、2015年度に約4,360億円を引き当てたことが響いた。









日本自動車メーカー10社の連結売上高と利益

(億円)

  2008
年度
2009
年度
2010
年度
2011
年度
2012
年度
2013
年度
2014
年度
2015
年度
連結売上高 493,626 436,356 464,621 452,105 508,466 599,097 649,252 692,082
連結営業利益 (3,410) 9,640 19,187 14,184 28,215 45,346 51,230 54,482
営業利益率 -0.7% 2.2% 4.1% 3.1% 5.5% 7.6% 7.9% 7.9%
当期純利益 (7,294) 5,393 13,640 9,362 20,391 34,600 38,932 40,725

同上前年度比

  2008
年度
2009
年度
2010
年度
2011
年度
2012
年度
2013
年度
2014
年度
2015
年度
連結売上高 - -11.6% 6.5% -2.7% 12.5% 17.8% 8.4% 6.6%
連結営業利益 - - 99.0% -26.1% 98.9% 60.7% 13.0% 6.3%
当期純利益 - - 152.9% -31.4% 117.8% 69.7% 12.5% 4.6%



2016年度の計画:5.2%の減収、25.5%の営業減益を見込む

為替変動の営業利益への影響

 日本自動車メーカーの2016年度業績予想では、世界販売台数は3.0%増を見込むが、売上高5.2%減(63兆4,600億円)、営業利益25.5%減(3兆9,550億円)、営業利益率6.2%を見込んでいる(2016年度の業績予想を発表していない三菱自を除く9社の合計、以下同様)。

 為替レートについては、2016年初頭からの急激な円高を受け、各社平均で1ドル=106円(前年度比14円の円高)、1ユーロ=121円(12円の円高)を想定。9社合計で1兆8,000億円超の減益要因となる。メーカー別には、トヨタは9,350億円、日産は2,550億円、ホンダは3,030億円と見込む。トヨタは、各社中で最大の40%の営業減益を見込み、輸出比率の高いマツダと富士重は、25%の営業減益を予想。ホンダといすゞを除く各社が営業減益を見込む。

 業績が拡大した2012年度~2015年度の3年間の推移を見ると、世界販売台数の伸び率は8%だが、円安効果と北米市場の拡大により、売上高は36%拡大し、営業利益はほぼ倍増した。2016年度の各社業績予想では、一部だがこの流れが逆転し、2013年度決算では対米ドル17円の円安効果で1兆8,650億円の営業増益効果があったが、2016年度は14円の円高でほぼ同額の営業減益をもたらすと予想している。

日本自動車メーカーの2016年度計画

  連結売上高(億円) 営業利益(億円) 販売台数(1,000台)
  2015年度実績 2016年度計画 伸び率 2015年度実績 2016年度計画 伸び率 2015年度実績 2016年度計画 伸び率
トヨタ 284,031 265,000 -6.7% 28,539 17,000 -40.4% 8,681 8,900 2.5%
日産 121,895 118,000 -3.2% 7,933 7,100 -10.5% 5,423 5,600 3.3%
ホンダ 146,011 137,500 -5.8% 5,033 6,000 19.2% 4,743 4,915 3.6%
スズキ 31,807 31,000 -2.5% 1,953 1,800 -7.8% 2,861 2,956 3.3%
マツダ 34,066 32,800 -3.7% 2,268 1,700 -25.0% 1,534 1,550 1.0%
三菱自 22,678 - - 1,384 - - 1,048 - -
ダイハツ 16,903 - - 834 - - 980 - -
富士重 32,323 31,700 -1.9% 5,656 4,200 -25.7% 958 1,050 9.6%
いすゞ 19,270 18,600 -3.5% 1,716 1,750 2.0% 509 488 -4.1%
日野 17,455 16,700 -4.3% 983 800 -18.6% 168 175 4.2%
10社合計 692,081   54,482   25,757  
9社合計 669,403 634,600 -5.2% 53,098 39,550 -25.5% 24,709 25,459 3.0%
資料:各社決算発表
(注)
1. 9社合計は、燃費不正問題の影響が判明しないため2016年度の業績予想を開示していない三菱自を除いた試算値。
2. ダイハツはトヨタの完全子会社となり上場を廃止する予定のため、2016年度の業績予想を開示していない。
3. ダイハツと日野の数値はトヨタの連結決算に含まれるため、10社合計には加算していない。
4. トヨタ、富士重、いすゞの販売台数は連結販売台数、その他のメーカーは小売販売台数または自社ブランド販売台数で、
いずれも連結決算参考資料による(本レポートの以下の表も同様)。
5. 三菱ふそうとUDトラックスは、決算を開示していない。



 2016年に入り、対米ドルだけでなく、ユーロやアジア各国など幅広い通貨への円高が進み営業利益への影響が拡大している。トヨタは、米ドル・ユーロ以外の通貨のマイナス影響が2,550億円、スズキはインド・ルピーで266億円、ユーロで149億円のマイナス影響を見込む。マツダは、メキシコ工場から米国への輸出が増え対米ドルの変動の影響は縮小しているが、ユーロ、加ドル、豪ドルの影響が増加している。

為替変動の営業利益への影響

(億円)

  2013年度 2014年度 2015年度 2016年度予想 2016年度為替影響予想の通貨別内訳
トヨタ 9,000 2,800 1,600 (9,350) 米ドル△6,300億円、ユーロ△500億円、その他の通貨△2,550億円のそれぞれマイナス。
日産 2,476 686 (133) (2,550)  
ホンダ 2,887 790 (601) (3,030) 円対米ドル△1,820億円、米ドル対他通貨(ブラジル・レアル、カナダ・ドル、メキシコ・ペソ)△140億円、円対主なアジア通貨(注1)△535億円、その他△535億円。
スズキ 543 222 (29) (620) 米ドル△72億円、ユーロ△134億円、インド・ルピー△266億円、インドネシア・ルピア△26億円のそれぞれマイナス、タイ・バーツは43億円のプラス。
マツダ 1,127 170 (424) (810) 米ドル△156億円、ユーロ△149億円、加ドル△129億ドル、豪ドル△138億ドル、英ポンド△110億ドル、その他△128億ドル。
三菱自 659 123 (172) -  
ダイハツ 88 (76) (42) -  
富士重 1,702 1,037 1,084 (1,686)  
いすゞ 253 83 75 (170)  
合計 18,647 5,911 1,400 (18,216)  
資料:各社の決算発表
(注)
1. インド・ルピー、タイ・バーツ、ベトナム・ドン、中国元、インドネシア・ルピアの5通貨合計。
2. 日野は「為替変動の影響」の項目を発表していない。



地域別販売台数:2016年度乗用車世界販売は77万台増加見込み

 乗用車メーカー6社(三菱自を除く)の2016年度世界販売台数は、各社が販売増を見込み、合計台数は2,420万台から2,497万台へ77万台(3.2%)拡大する計画。日本市場で20万台増(日本市場の拡大は3年ぶり)、アジア他新興国市場で22万台増加する見込み。しかし、2014年度と2015年度にそれぞれ50万台強拡大し、円安と相まって収益向上に貢献した北米市場は21万台増にとどまる計画になっている。

日本乗用車メーカー7社の地域別販売台数

(1,000台)

    2009
年度
2010
年度
2011
年度
2012
年度
2013
年度
2014
年度
2015
年度
2016年度
計画
日本 トヨタ 2,163 1,913 2,071 2,279 2,365 2,154 2,059 2,240
日産 630 600 655 647 719 623 573 580
ホンダ 646 582 588 692 818 761 668 650
スズキ 622 588 596 672 728 756 630 650
マツダ 221 206 206 216 244 225 232 233
三菱自 171 164 152 134 143 115 102 -
富士重 171 158 172 163 182 163 145 156
7社合計 4,624 4,211 4,440 4,803 5,199 4,797 4,409
6社合計             4,307 4,509
北米 トヨタ 2,098 2,031 1,872 2,469 2,529 2,715 2,839 2,850
日産 1,067 1,245 1,404 1,466 1,648 1,829 2,011 2,070
ホンダ 1,297 1,458 1,323 1,731 1,757 1,750 1,929 1,990
スズキ 41 33 32 30 - - - -
マツダ 307 342 372 372 391 425 438 449
三菱自 88 94 106 85 97 117 135 -
富士重 250 307 309 390 478 570 630 696
7社合計 5,148 5,510 5,418 6,543 6,900 7,406 7,982
6社合計             7,847 8,055
欧州 トヨタ 858 796 798 799 844 859 844 920
日産 517 607 713 660 676 755 754 770
ホンダ 249 198 158 171 169 161 172 190
スズキ 281 244 223 197 205 195 207 232
マツダ 239 212 183 172 207 229 257 260
三菱自 169 218 218 181 202 227 206 -
富士重 39 60 55 61 47 47 48 50
7社合計 2,352 2,335 2,348 2,241 2,350 2,473 2,488
6社合計             2,282 2,422
アジアおよびその他地域 トヨタ 2,118 2,568 2,611 3,324 3,378 3,244 2,939 2,890
日産 1,301 1,733 2,073 2,141 2,145 2,111 2,085 2,180
ホンダ 1,200 1,274 1,039 1,420 1,579 1,695 1,974 2,085
スズキ 1,407 1,778 1,710 1,761 1,778 1,917 2,025 2,074
マツダ 426 513 486 475 489 518 607 608
三菱自 532 511 525 587 605 631 605 -
富士重 103 132 104 110 118 131 134 148
7社合計 7,087 8,509 8,548 9,818 10,092 10,247 10,369
6社合計             9,764 9,985
合計 トヨタ 7,237 7,308 7,352 8,871 9,116 8,972 8,681 8,900
日産 3,515 4,185 4,845 4,914 5,188 5,318 5,423 5,600
ホンダ 3,392 3,512 3,108 4,014 4,323 4,367 4,743 4,915
スズキ 2,350 2,643 2,560 2,660 2,711 2,868 2,861 2,956
マツダ 1,193 1,273 1,247 1,235 1,331 1,397 1,534 1,550
三菱自 960 987 1,001 987 1,047 1,090 1,048 -
富士重 563 657 640 724 825 911 958 1,050
7社合計 19,210 20,565 20,753 23,405 24,541 24,923 25,248
6社合計             24,200 24,971
資料:各社の決算発表資料。
(注)
1. トヨタは連結販売台数で、ダイハツと日野を含む。
2. 6社合計は、三菱自を除く。


設備投資と研究開発費:さらなる成長を目指し積極投資を継続

日本メーカー10社の設備投資と研究開発費

 日本自動車メーカー各社は、ここ3~4年の間積み重ねてきた好業績を背景に、さらなる成長を目指し2016年度の設備投資と研究開発費を拡大する。

 各社の2016年度設備投資は、ホンダと日野を除く全社が増額し、9社合計で前年度比4.5%増の3兆450億円を計画している。これは、リーマンショック以前の2007年の2兆9,891億円(三菱自を除く)を超え過去最高。

 トヨタは中国広州工場に新ライン、メキシコに新工場を建設する。マレーシアにも5万台の小機規模工場を建設し2018年にも稼働させる計画と報道されている。TNGA車の生産も相次ぎ、高水準の投資がしばらく続くとされる。日産、マツダ、富士重、スズキといすゞも前年度比二桁増の設備投資を計画。特にスズキは2017年に稼働するインド新工場の建設が進んでおり28.3%の大幅増を計画している。2016年度計画を発表していない三菱自も、2017年にインドネシア工場を稼働させる。

 研究開発費も、9社合計で2.2%増の2兆8,090億円を計画している。富士重は、2019年に新設計ダウンサイジングターボエンジン、2021年新EVを投入する計画で、17.2%増(1,200億円)の研究開発費を投じる。

設備投資と研究開発費

■設備投資 (億円)   ■研究開発費   (億円)
  2014
年度
2015
年度
2016年度
計画
伸び率   2014
年度
2015
年度
2016年度
計画
伸び率
トヨタ 11,774 12,925 13,500 4.4% トヨタ 10,045 10,556 10,800 2.3%
日産 4,631 4,790 5,400 12.7% 日産 5,061 5,319 5,600 5.3%
ホンダ 6,579 6,474 5,600 -13.5% ホンダ 6,626 7,198 6,900 -4.1%
スズキ 1,945 1,715 2,200 28.3% スズキ 1,259 1,310 1,400 6.9%
マツダ 1,310 892 1,050 17.7% マツダ 1,084 1,166 1,250 7.2%
三菱自 680 690 - - 三菱自 746 787 - -
ダイハツ 1,290 859 - - ダイハツ 452 468 - -
富士重工 1,107 1,357 1,600 17.9% 富士重工 835 1,024 1,200 17.2%
いすゞ 780 980 1,100 12.2% いすゞ 776 911 940 3.2%
日野 693 881 830 -5.8% 日野 501 610 610 0.0%
10社合計 28,806 29,823   10社合計 26,432 28,271  
9社合計   29,133 30,450 4.5% 9社合計   27,484 28,090 2.2%
資料:各社の決算発表資料、日刊自動車新聞 2016.5.18
(注)9社合計は三菱自を含まない。



乗用車6社の2016年度およびそれ以降に向けた方針

メーカー 概要
トヨタ  トヨタはリーマンショック後の赤字転落など困難に直面するなか、もっといいクルマを生み出し持続的に成長できる会社を目指してきた。今年に入り大きく「潮目が変わった」と認識するが、「意思ある投資」を継続する。TNGAに代表される「もっといいクルマづくり」、メキシコ工場に代表される「もっといい工場づくり」、人工知能(AI)の研究所Toyota Research Instituteに代表される「(クルマの枠を超えて社会に貢献できる)新しい価値創造」に取り組む。また2016年4月に行った組織改正で、製品を軸としたより自立した小さなカンパニーに分けることで、「もっといいクルマづくり」をもう一歩前に進めていく。
 トヨタは、中国・広州(2017年稼働)、メキシコ(2019年稼働)に加え、マレーシアに5万台の小規模な工場を建設し、2018年にも稼働する計画と報道されている。
日産 日産の2015年度決算は、北米・西欧および中国で発売した新型車の好調な販売が、為替変動によるマイナスと減速する新興国市場の影響を打ち消し、7.2%の増収と34.6%の大幅営業増益となった。2016年度は自動運転技術の採用など商品改良を継続し、中期計画「日産パワー88」の高い目標に向け邁進するが、不安定な市場環境と為替動向を踏まえ、慎重な業績見通しとした。
2016年5月、決算発表と同日に、2,370億円で三菱自株式34%を取得し筆頭株主になると発表した。日産が開発トップを派遣するなど提携を深める方針。また開発・購買部門の機能を統合し、Renault-日産と同様のシナジーを目指すとされる。
ホンダ  ホンダは、2015年度決算で各社が営業増益を記録するなか、25%の営業減益(営業利益5,033億円)となった。エアバッグインフレーターに関連する製品保証金を、2014年度の約1,200億円に続いて、2015年度には約4,360億円を引き当てたことが響いた。なお、タカタ関連の引当金は全て引き当てて本年度はゼロになるので、2016年度には各社が営業減益を見込むなか、19.2%の増益となる。
 為替レートの変動に対しては、(1)現地生産における現地調達率を引き上げること、(2)グローバル補完体制の対象となる商品を、為替変動に対する耐性が強まるようバランスをとる、など対策をとる。
スズキ  2015年度のスズキの営業利益は、前年度比8.9%増の1.953億円、過去最高の130.5万台万台を販売したインド事業が貢献し増収増益、当期純利益1,167億円は過去最高。
 2016年度は、為替影響がインド・ルピーのマイナス266億円を含めてマイナス620億円となり、減収・減益を見込む。あらゆる分野での改革に取り組み、公表している連結業績予想(売上高3兆1,000億円、営業利益1,800億円)以上を達成するとしている。
マツダ  マツダの2015年度海外生産は世界生産の37%(581,798台)まで拡大し、為替耐性の強化に貢献している。さらに「構造改革」は、質的成長とブランド価値向上のステージ2へ進む。商品面ではSKYACTIV商品群の継続的進化、SKYACTIV GEN2モデルの開発・投入、生産面では、モノ造り革新をグローバル展開し、コスト改善を加速させる。
富士重  2016年度は、初の年間販売100万台超え(105万台)を目指す。また、中期計画を見直し、2020年の世界販売計画を110万台から120万台に引き上げた。2016年に発売する新型インプレッサから「スバルグローバルプラットフォーム」を採用し、順次全スバル車に適用する。
 社名を、2017年4月に「株式会社SUBARU」に変更する。
資料:各社の決算発表、各紙報道



資料編①:売上高、営業利益/経常利益/当期純利益、同左対売上高比

日本の自動車メーカー10社の連結売上高

(億円)

  2009
年度
2010
年度
2011
年度
2012
年度
2013
年度
2014
年度
2015年度 2016年度
予想
売上高 トヨタ 189,509 189,937 185,837 220,641 256,919 272,345 284,031 265,000
日産 75,173 87,731 94,090 87,373 104,825 113,752 121,895 118,000
ホンダ 85,792 89,368 79,481 98,779 118,424 133,281 146,011 137,500
スズキ 24,691 26,082 25,122 25,783 29,383 30,155 31,807 31,000
マツダ 21,639 23,257 20,331 22,053 26,922 30,339 34,066 32,800
三菱自 14,456 18,285 18,073 18,151 20,934 21,807 22,678 -
ダイハツ 15,747 15,594 16,313 17,649 19,132 18,171 16,903 -
富士重 14,287 15,806 15,171 19,130 24,081 28,779 32,323 31,700
いすゞ 10,809 14,155 14,001 16,556 17,609 18,794 19,270 18,600
日野 10,235 12,427 13,146 15,414 16,996 16,853 17,455 16,700
10社合計 436,356 464,621 452,105 508,466 599,097 649,252 692,081  
9社合計             669,404 634,600
国内
売上高
トヨタ 57,291 53,250 56,621 55,026 64,067 60,956 62,648 -
日産 18,032 18,694 19,466 19,041 20,771 18,530 17,997 -
ホンダ 15,773 15,038 15,179 16,530 19,125 18,004 17,542 -
スズキ 9,526 9,374 9,868 10,409 11,327 10,946 10,479 10,300
マツダ 5,750 5,415 5,602 5,880 6,557 6,174 6,609 6,600
三菱自 3,685 3,633 3,571 3,295 4,741 4,453 4,129 -
ダイハツ 11,296 10,567 11,608 11,820 12,629 12,108 10,925 -
富士重 5,208 4,673 4,985 6,718 6,721 6,529 6,054 6,103
いすゞ 4,330 4,986 5,584 5,922 6,306 6,818 6,931 7,200
日野 6,754 8,455 8,926 9,854 10,837 11,102 11,427 -
10社合計 119,595 115,063 120,877 122,821 139,615 132,408 132,389 -
海外
売上高
トヨタ 132,218 136,687 129,215 165,615 192,852 211,389 221,383 -
日産 57,141 69,037 74,624 68,332 84,054 95,222 103,899 -
ホンダ 70,019 74,330 64,302 82,249 99,299 115,277 128,470 -
スズキ 15,165 16,708 15,254 15,374 18,056 19,209 21,328 20,700
マツダ 15,889 17,842 14,729 16,173 20,365 24,165 27,457 26,200
三菱自 10,771 14,652 14,502 14,856 16,193 17,354 18,549 -
ダイハツ 4,452 5,027 4,705 5,829 6,503 6,063 5,978 -
富士重 9,079 11,132 10,186 12,411 17,361 22,250 26,269 25,597
いすゞ 6,479 9,170 8,417 10,634 11,303 11,978 12,338 11,400
日野 3,481 3,972 4,220 5,560 6,159 5,751 6,028 -
10社合計 316,761 349,558 331,228 385,644 459,483 516,844 559,693 -
資料:各社の決算短信と決算発表資料。
(注)国内売上高/海外売上高は、外部顧客の所在地別売上高を示す。

日本の自動車メーカー10社の連結営業利益/経常利益/当期純利益

(億円)

  2009
年度
2010
年度
2011
年度
2012
年度
2013
年度
2014
年度
2015
年度
2016年度
予想



トヨタ 1,475 4,682 3,556 13,208 22,921 27,505 28,539 17,000
日産 3,116 5,375 5,458 4,388 4,984 5,896 7,933 7,100
ホンダ 3,637 5,697 2,313 5,448 7,502 6,706 5,033 6,000
スズキ 794 1,069 1,193 1,446 1,877 1,794 1,953 1,800
マツダ 95 238 (387) 539 1,821 2,029 2,268 1,700
三菱自 139 403 637 674 1,234 1,359 1,384 -
ダイハツ 407 1,034 1,155 1,330 1,467 1,106 833 -
富士重工 274 841 440 1,204 3,265 4,230 5,656 4,200
いすゞ 110 882 974 1,308 1,742 1,711 1,716 1,750
日野 11 289 375 651 1,122 1,055 983 800
10社合計 9,640 19,187 14,184 28,215 45,346 51,230 54,482
9社合計             53,098 39,550



トヨタ 2,914 5,632 4,328 14,036 24,410 28,928 29,833 19,000
日産 2,077 5,378 5,351 5,044 5,272 6,942 8,623 8,000
ホンダ 3,361 6,305 2,574 4,888 7,289 8,062 6,354 7,050
スズキ 938 1,225 1,306 1,556 1,978 1,943 2,091 1,850
マツダ 46 369 (368) 331 1,407 2,126 2,236 1,760
三菱自 130 389 609 939 1,295 1,516 1,410 -
ダイハツ 438 1,122 1,282 1,481 1,634 1,271 917 -
富士重工 224 822 373 1,006 3,144 3,936 5,770 4,200
いすゞ 114 913 1,029 1,417 1,866 1,874 1,867 1,870
日野 (19) 251 346 669 1,091 1,046 959 790
10社合計 9,804 21,033 15,202 29,217 46,661 55,327 58,184
9社合計             54,774 43,730




トヨタ 2,094 4,081 2,835 9,621 18,231 21,733 23,126 15,000
日産 424 3,192 3,414 3,411 3,890 4,576 5,238 5,250
ホンダ 2,684 5,340 2,114 3,671 5,741 5,094 3,445 3,900
スズキ 289 452 539 804 1,075 969 1,167 930
マツダ (65) (600) (1,077) 343 1,357 1,588 1,344 1,150
三菱自 48 156 239 380 1,047 1,182 891 -
ダイハツ 212 526 651 814 836 681 419 -
富士重工 (165) 503 385 1,196 2,066 2,619 4,367 2,930
いすゞ 84 516 913 965 1,193 1,171 1,147 1,150
日野 (30) (100) 163 477 891 745 651 550
10社合計 5,393 13,640 9,362 20,391 34,600 38,932 40,725
9社合計             39,834 30,310
資料:各社の決算発表資料

日本の自動車メーカー10社の連結営業利益率/経常利益率/当期純利益率

  2009
年度
2010
年度
2011
年度
2012
年度
2013
年度
2014
年度
2015
年度
2016年度
予想
営業利益 トヨタ 0.8% 2.5% 1.9% 6.0% 8.9% 10.1% 10.0% 6.4%
日産 4.1% 6.1% 5.8% 5.0% 4.8% 5.2% 6.5% 6.0%
ホンダ 4.2% 6.4% 2.9% 5.5% 6.3% 5.2% 3.4% 4.4%
スズキ 3.2% 4.1% 4.7% 5.6% 6.4% 5.9% 6.1% 5.8%
マツダ 0.4% 1.0% -1.9% 2.4% 6.8% 6.7% 6.7% 5.2%
三菱 1.0% 2.2% 3.5% 3.7% 5.9% 6.2% 6.1% -
ダイハツ 2.6% 6.6% 7.1% 7.5% 7.7% 6.1% 4.9% -
富士重 1.9% 5.3% 2.9% 6.3% 13.6% 14.7% 17.5% 13.2%
いすゞ 1.0% 6.2% 7.0% 7.9% 9.9% 9.1% 8.9% 9.4%
日野 0.1% 2.3% 2.9% 4.2% 6.6% 6.3% 5.6% 4.8%
10社平均 2.2% 4.1% 3.1% 5.5% 7.6% 7.9% 7.9% 6.2%
経常利益 トヨタ 1.5% 3.0% 2.3% 6.4% 9.5% 10.6% 10.5% 7.2%
日産 2.8% 6.1% 5.7% 5.8% 5.0% 6.1% 7.1% 6.8%
ホンダ 3.9% 7.1% 3.2% 4.9% 6.2% 6.0% 4.4% 5.1%
スズキ 3.8% 4.7% 5.2% 6.0% 6.7% 6.4% 6.6% 6.0%
マツダ 0.2% 1.6% -1.8% 1.5% 5.2% 7.0% 6.6% 5.4%
三菱 0.9% 2.1% 3.4% 5.2% 6.2% 7.0% 6.2% -
ダイハツ 2.8% 7.2% 7.9% 8.4% 8.5% 7.0% 5.4% -
富士重 1.6% 5.2% 2.5% 5.3% 13.1% 13.7% 17.9% 13.2%
いすゞ 1.1% 6.5% 7.3% 8.6% 10.6% 10.0% 9.7% 10.1%
日野 -0.2% 2.0% 2.6% 4.3% 6.4% 6.2% 5.5% 4.7%
10社平均 2.2% 4.5% 3.4% 5.7% 7.8% 8.5% 8.4% 6.9%
純利益 トヨタ 1.1% 2.1% 1.5% 4.4% 7.1% 8.0% 8.1% 5.7%
日産 0.6% 3.6% 3.6% 3.9% 3.7% 4.0% 4.3% 4.4%
ホンダ 3.1% 6.0% 2.7% 3.7% 4.8% 3.8% 2.4% 2.8%
スズキ 1.2% 1.7% 2.1% 3.1% 3.7% 3.2% 3.7% 3.0%
マツダ -0.3% -2.6% -5.3% 1.6% 5.0% 5.2% 3.9% 3.5%
三菱 0.3% 0.9% 1.3% 2.1% 5.0% 5.4% 3.9% -
ダイハツ 1.3% 3.4% 4.0% 4.6% 4.4% 3.7% 2.5% -
富士重 -1.2% 3.2% 2.5% 6.3% 8.6% 9.1% 13.5% 9.2%
いすゞ 0.8% 3.6% 6.5% 5.8% 6.8% 6.2% 6.0% 6.2%
日野 -0.3% -0.8% 1.2% 3.1% 5.2% 4.4% 3.7% 3.3%
10社平均 1.2% 2.9% 2.1% 4.0% 5.8% 6.0% 5.9% 4.8%
資料:各社の決算発表資料。  



資料編②:為替レート、設備投資/減価償却費/研究開発費、営業利益増減要因

日本自動車メーカー10社の決算為替レート

(円)

  2009
年度
2010
年度
2011
年度
2012
年度
2013
年度
2014
年度
2015
年度
2016年度
予想
ドル トヨタ 93 86 79 83 100 110 120 105
日産 92.9 85.7 79.1 82.9 100.2 109.8 120.2 105.0
ホンダ 93 86 79 84 100 110 120 105
スズキ 93 86 79 83 100 110 120 105
マツダ 93 86 79 83 100 110 120 110
三菱自 92 85 79 82 100 109 121 -
ダイハツ 92 85 80 84 99 108 120 -
富士重 93 86 79 82 100 108 121 105
いすゞ 91 85 79 82 98 107 120 110
日野 93 86 79 82 100 109 120 105
平均 92.6 85.7 79.1 82.8 99.7 109.1 120.2 106.3
ユーロ トヨタ 131 113 109 107 134 139 133 120
日産 131.2 113.1 109.0 106.8 134.2 138.7 132.6 120.0
ホンダ 130 114 108 108 136 139 - -
スズキ 131 113 109 107 134 139 133 120
マツダ 131 113 109 107 134 139 133 125
三菱自 130 113 111 105 134 139 133 -
ダイハツ 131 110 109 - - - - -
富士重 132 114 108 106 133 140 133 120
平均 130.9 112.9 109.0 106.7 134.2 139.1 132.9 121.0
資料:各社の決算短信と決算発表資料。

日本の自動車メーカー10社の連結設備投資・減価償却費・研究開発費

(億円)

  2009
年度
2010
年度
2011
年度
2012
年度
2013
年度
2014
年度
2015
年度
2016年度
計画
設備
投資
トヨタ 5,790 6,423 7,067 8,527 10,007 11,774 12,925 13,500
日産 2,736 3,120 4,064 4,687 5,363 4,631 4,790 5,400
ホンダ 3,297 3,113 4,065 5,936 7,261 6,579 6,474 5,600
スズキ 1,312 1,303 1,267 1,693 2,136 1,945 1,715 2,200
マツダ 298 447 780 772 1,332 1,310 892 1,050
三菱自 471 525 710 514 722 680 690 -
ダイハツ 367 406 693 731 973 1,290 859 -
富士重 561 431 543 702 685 1,107 1,357 1,600
いすゞ 257 294 333 575 819 780 980 1,100
日野 285 300 429 499 662 693 881 830
10社合計 14,722 15,656 18,829 23,406 28,325 28,806 29,823 30,450
減価
償却費
トヨタ 10,320 8,123 7,329 7,273 7,759 8,062 8,851 9,300
日産 3,633 3,721 3,344 2,966 3,471 3,733 4,019 4,000
ホンダ 3,666 3,252 2,937 2,866 3,456 4,083 4,404 4,400
スズキ 1,418 1,384 1,031 937 1,172 1,344 1,683 1,700
マツダ 764 716 688 600 577 689 790 830
三菱自 690 627 534 503 527 533 536 -
ダイハツ 729 637 611 562 596 725 725 -
富士重 571 498 537 559 549 648 650 800
いすゞ 395 364 360 356 416 481 558 600
日野 452 457 435 408 379 382 428 470
10社合計 21,457 18,685 16,760 16,060 17,927 19,573 21,491 21,630
研究
開発費
トヨタ 7,253 7,303 7,798 8,074 9,105 10,045 10,556 10,800
日産 3,855 3,993 4,280 4,578 5,006 5,061 5,319 5,600
ホンダ 4,633 4,875 5,198 5,602 6,341 6,626 7,198 6,900
スズキ 1,088 1,041 1,098 1,193 1,271 1,259 1,310 1,400
マツダ 852 910 917 899 994 1,084 1,166 1,250
三菱自 444 494 550 599 675 746 787 -
ダイハツ 437 382 338 357 464 452 468 -
富士重 372 429 481 491 601 835 1,024 1,200
いすゞ 552 586 588 612 666 776 911 940
日野 381 411 404 434 463 501 610 610
10社合計 19,049 19,631 20,910 22,048 24,659 26,432 28,271 28,090
資料:各社の決算発表資料

日本の自動車メーカー10社の営業利益増減要因

(億円)

  2009
年度
2010
年度
2011
年度
2012
年度
2013
年度
2014
年度
2015
年度
2016年度
予想
トヨタ 営業利益 1,475 4,682 3,556 13,208 22,921 27,505 28,539 17,000
営業利益増減 6,085 3,207 (1,126) 9,652 9,712 4,584 1,034 (11,539)
営業面/販売面 (3,700) 4,900 1,500 6,500 1,800 (700) (1,200) 1,350
原価改善 5,200 1,800 1,500 4,500 2,900 2,800 3,900 3,400
金融事業 2,700              
為替変動の影響 (3,200) (2,900) (2,500) 1,500 9,000 2,800 1,600 (9,350)
諸経費 4,700 (300) (1,000) (3,000) (4,800) (1,600) (3,400) (5,400)
(内)研究開発費 1,787 (250) (500) (200) (1,000) (1,000) (500) (250)
(内)設備関連費用等 378 1,200 300 200 100 (100) (500) (1,000)
(内)労務費 627 (400) (1,000) (700) (1,000) (800) (1,100) (1,150)
(内)その他 1,908 (850) 200 (2,300) (2,900) 300 (1,300) (3,000)
その他 385 (293) (626) 152 812 1,284 (1,300) (1,539)
日産 営業利益 3,116 5,375 5,458 5,235 4,984 5,896 7,933 7,100
営業利益増減 4,495 2,259 83 (223) (251) 912 2,037 (833)
為替変動の影響 (1,625) (1,475) (1,700) 302 2,476 686 (133) (2,550)
販売台数・構成 269 4,331 2,236 (572) 704 324 1,133  
購買コスト等 2,154 1,058 845 1,904 2,026 1,127 2,236  
生産・品質関連コスト       (537) (1,089) (201) (197) 1,117
販売金融 1,417 295 498 2        
研究開発費 645 (185) (331) (370) (242)   (244)  
販売費 271 (1,915) (1,513) (535) (2,665) (833) (724) 600
持ち分法適用の影響         (1,073)      
その他 1,364 150 48 (417) (388) (191) (34)  
ホンダ 営業利益 3,637 5,697 2,313 5,448 7,502 6,516 5,033 6,000
営業利益増減 1,741 2,060 (3,384) 3,134 2,054 (986) (1,672) 966
売上変動/構成差等 (2,465) 3,222 (1,551) 2,934 533 (825) 2,201 496
為替変動の影響 (1,675) (1,376) (1,140) 358 2,887 790 (601) (3,030)
コストダウン効果等 674 1,533 (928) 1,666 150 344 1,098 1,130
研究開発費 998 (242) (322) (404) (493) (177) (397) (540)
販管費 4,209 (620) 558 (1,419) (1,023) (1,118) (3,972) 2,910
震災の影響   (457)            
スズキ 営業利益 794 1,069 1,193 1,446 1,877 1,794 1,953 1,800
営業利益増減 25 275 124 253 431 (83) 159 (153)
売上・構成変化等 (696) 253 (542) 327 478 (181) 586 547
為替変動の影響 (469) (283) (289) (69) 543 222 (29) (620)
原価低減 172 355 226 284 252 272 246 290
減価償却費 (6) 34 353 94 (235) (172) (339) (20)
研究開発費 62 47 (57) (95) (78) 12 (51) (90)
諸経費等 962 (131) 433 (288) (529) (236) (254) (260)
マツダ 営業利益 95 238 (387) 539 1,821 2,029 2,268 1,700
営業利益増減 379 143 (625) 926 1,282 208 239 (568)
台数・車種構成 (606) 357 (363) 338 550 486 560 180
為替変動の影響 (765) (437) (376) 184 1,127 170 (424) (810)
コスト削減 680 112 56 367 220 175 437 310
販売費用 227 (56) (27) (68) (192) (150) 17 (40)
その他 843 167 85 105 (423) (473) (351) (208)
三菱自 営業利益 139 403 637 674 1,234 1,359 1,384 -
営業利益増減 100 264 234 37 560 125 25 -
台数/車種構成 (856) 533 168 123 (48) (65) 187 -
為替変動の影響 (418) (342) (105) (34) 659 123 (172) -
コスト低減等 544 211 272 432 404 292 309 -
その他 578 (86) (106) (323) (152) (150) (247) -
販売費用 252 (51) 5 (161) (303) (75) (52) -
ダイハツ 営業利益 407 1,034 1,154 1,330 1,467 1,106 833 -
営業利益増減 26 627 120 176 137 (361) (272) -
売上/車種構成 (258) 224 237 267 393 (192) (424) -
為替変動の影響 (79) (17) (39) 55 88 (76) (42) -
原価低減 123 150 78 55 60 105 142 -
販売関係費   (37)           -
諸経費等 239 306 (156) (202) (404) (198) 52 -
富士
重工
営業利益 274 841 440 1,204 3,265 4,230 5,656 4,200
営業利益増減 332 567 (401) 764 2,061 965 1,425 (1,456)
売上構成差 87 831 12 817 511 703 588 999
為替変動の影響 (304) (356) (420) 293 1,702 1,037 1,084 (1,686)
原価低減等 260 89 (22) 315 197 124 331 320
試験研究費 57 (57) (52) (10) (109) (232) (188) (176)
諸経費 232 61 80 (650) (240) (666) (390) (913)
いすゞ 営業利益 110 882 974 1,308 1,742 1,711 1,716 1,750
営業利益増減 (107) 772 92 334 434 (31) 5 34
売上変動/構成差 (807) 705 58 307 72 110 (41) 14
為替変動の影響 (23) (24) (45) 40 253 83 75 (170)
経済変動 181 (98) (74) 44 (45) (17) 73 70
原価低減・合理化 130 177 112 89 202 151 210 200
費用増減他 412 12 92 (131) (48) (90) (61) 10
成長戦略関連費用           (268) (251) (90)
前年度影響(震災操業損など)     (51) (15)        
日野 営業利益 11 289 375 651 1,122 1,055 983 800
営業利益増減 205 278 86 276 471 (67) (72) (183)
販売面の影響 231 337 360 308 180 (102) (49) 60
経営環境面の変化 (70) (111) (308) 28 215 (28) 36 (270)
原価改善 199 187 186 199 195 189 169 200
原価変動等 190 (135) (152) (198) (119) (126) (228) (173)
その他 (345)     (61)        
10社
合計
(2016年度は
9社合計)
営業利益 9,640 19,187 14,184 29,062 45,346 51,040 54,482 39,550
営業利益増減 13,050 9,547 (5,003) 14,877 16,283 5,694 3,252 (13,549)
売上変動 (8,774) 15,132 1,518 10,774 4,600 (148) 4,014 3,586
為替変動の影響 (8,479) (7,193) (6,575) 2,574 18,647 5,911 1,400 (18,216)
原価低減等 10,226 5,347 2,153 9,426 6,303 5,195 8,706 5,660
経費・研究開発費など 12,615 (3,449) (2,226) (7,000) (10,674) (5,075) (9,655) (3,909)
その他 7,462 (290) 127 (897) (2,593) (189) (1,213) (670)
資料:各社の決算発表資料

                     <自動車産業ポータル、マークラインズ>