テスラの技術動向
特許出願傾向は蓄電池から太陽光発電、デジタルデータ処理へ移行
2021/08/03
- 要約
- テスラの特許出願動向
- 「蓄電池関連」
- 「太陽光発電関連」
- 「電気的デジタルデータ処置」
要約
本レポートは、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)が提供している「技術情報配信サービス-swimy」の特許情報をもとに、昨今の自動車業界を取り巻く技術トピックスに関するレポートをMarkLinesが作成した。TTDCは、知的財産(IP)事業と計測制御事業を展開。知的財産(IP)事業では世界の自動車開発に関する情報収集と解析を行い、研究企画のコンサルティングをはじめ、外国語特許の出願や技術翻訳を実施している。
2003年に、テスラモーターズが電気自動車メーカーとして設立し、その後、2017年には、テスラへと社名が変更され、現在では、電気自動車事業だけでなく、家庭用・業務用バッテリーなどのバッテリー事業や、太陽光発電を使ったエネルギー事業にも展開している。テスラの技術動向を特許出願情報から示す。
テスラの特許の出願件数は、2003年の設立以降、増加傾向になる。尚、技術分野別でみると、蓄電池関連の出願が2009年をピークに減少している一方、太陽光発電関連の出願が2016年以降増加しており、更に、近年では、自動運転に関連するデジタルデータ処理関連の出願の比率が高くなっている。
技術情報配信サービス-swimy URL:https://ip.toyota-td.jp/service6/
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