自動車製造における原価管理のしくみ
TPS (Toyota Production System) 的な原価の見方
2026/08/06
要約
ここ10~15 年のコスト変化の主役はプラットフォーム・アーキテクチャであるのは確かだが、アーキテクチャの現実化は工程(生産ライン・物流ルート)の中にある。本稿では、工程原単位を中心に原価を分析する手法を解説する。
もっとよく原価を知るには、財務会計や工業簿記・原価計算のしくみとは別の視点で、ものづくりの現地現物にもとづいて分析する必要がある。原材料であれば適切な材質と妥当な価格や加工歩留り、購入部品であれば購入先の加工工程や物流、内製工程であれば生産ラインの生産性や物流効率や設備投資の費用対効果である。
本稿では便宜的に最も知られているTPS (Toyota Production System) という呼び名を用いているが、APW (Alliance Production Way、旧NPW)でも他の自動車メーカーで採っている考え方でも、基本は同じである。
「なぜ x5 回」がTPS の基本思考様式であり、その答えはほぼ工程 (生産ライン・物流ルート) にあると思ってよい。よって、原単位を押さえにかかれば、知りたい正味原価実力が見えてくる。
各製品の製造工程を分析し、工程や材料などのコストを算出することができます。
各メーカーごとの仕様差によるコスト差を分析し、原価低減案をご提案します。
電子部品を分解して、エキスパートエンジニアが基板の電子回路を分析します。



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