マークラインズ8つの事業
コンテンツ一覧
サービス一覧

自動車メーカーのターボチャージャーに関する技術動向

トヨタ、マツダによる特許出願動向

要約

  本レポートは、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(TTDC)が提供している「技術情報配信サービス-swimy」の特許情報をもとに、昨今の自動車業界を取り巻く技術トピックスに関するレポートをMarkLinesが作成した。TTDCは、知的財産(IP)事業と計測制御事業を展開。知的財産(IP)事業では世界の自動車開発に関する情報収集と解析を行い、研究企画のコンサルティングをはじめ、外国語特許の出願や技術翻訳を実施している。

  近年の日本、欧州、アメリカ、中国など、走行1kmあたりの二酸化炭素(CO2)排出量の規制強化を背景に、エンジンの燃費改善や環境負荷低減等に対応するために、今後はエンジン車でのターボ搭載が増加すると見込まれ、2025年にはエンジン車のターボ搭載率は55~60%になる見通といわれている。そこで今回は、日本における自動車メーカーのターボチャージャーに関する特許出願動向を示す。

  自動車メーカーにおいて、ターボチャージャーに関する出願は、2016年に250件を超えて一旦ピークに達したが、その後減少傾向がみられる。出願件数が多いのは、トヨタ自動車、マツダ、いすゞ自動車等である。各社が出願したターボチャージャーの技術について、ターボチャージャーシステム(特許分類:F02B37)に関する出願は、ターボチャージャー本体(特許分類:F02B39)より多い傾向がみられる。出願件数上位2社の出願人について、出願した特許の技術的特徴を示すワードクラウドグラフでは、両社同様に、特徴であるワードが「電動」、「電動コンプレッサ」などの電動化に関連するワードが多くみられる。

トヨタテクニカルディベロップメント株式会社

技術情報配信サービス-swimy URL:https://ip.toyota-td.jp/service6/
自動車に関するコンテンツを多数収録。気になるコンテンツを1クリックでグラフ化。更に詳細表示、ダウンロードにも対応。


TTDC関連レポート:
車載LiDAR技術に関する動向 (2021年1月)
ウィンドウガラスの防眩に関する技術動向 (2020年11月)
シート温調技術(シートヒータ&シートベンチレーション)に関する技術動向 (2020年9月)
ガラスアンテナに関する技術動向 (2020年8月)
電動車のバッテリー冷却に関する技術動向 (2020年6月)

 

このレポートは有料会員限定です。

会員登録いただく、期間限定で続きをお読みいただけます。
さらに、以下のようなコンテンツを無料でご利用いただけます。

  • 市場・技術レポート
  • 世界の自動車生産 / 販売台数
  • モデルチェンジ予測
  • 自動車業界の最新ニュース
  • 自動車部品300品目シェア・供給情報
  • ご利用に関するお問い合わせ先

    月~金 9:00~18:00 (祝祭日を除く)
    japan 日本
    〒100-6114 東京都千代田区永田町2-11-1
    tel-icon 03-4241-3907
    カスタマーサポートデスク
    メディア関係者様向け
    USA 米国
    Southfield, Michigan, USA
    +1-248-327-6987
    MEX メキシコ
    León Guanajuato,Mexico
    +52-477-796-0560
    DEU ドイツ
    Frankfurt am Main, Germany
    +49-69–904-3870-0
    CHN 中国 (上海)
    〒200001 上海市黄浦区
    +86-21-6212-6562
    CHN 中国 (深圳)
    〒51800 広東省深圳市南山区
    +86-755-2267-1725
    THA タイ
    Klongtoey, Bangkok, Thailand
    +66-2-665-2840
    IND インド
    Gurgaon, Haryana, India
    +91-124-4048779