Elektrobit:SDVレベルの解説
ソフトウェア定義車両への道筋を示す
2025/04/02
- 要約
- SDVレベルのフレームワーク
- SDVの主な実現要素
要約
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<出典:Elektrobit Newsroom(2024年12月12日)> |
Elektrobit(エレクトロビット)のソフトウェア定義車両(SDV)技術戦略担当のMoritz Neukirchner博士は先ごろ開催されたウェビナーで、SAE自動運転レベルに基づいた「MoritzのSDVレベル(Moritz's SDV Levels)」と称するフレームワークを発表した。このフレームワークではレベル0からレベル5までのSDVの進化段階を概説している。
本稿ではNeukirchner博士が述べた詳細なSDVレベルのフレームワークの概要を説明する。このフレームワークは SDVの進化を通じて従来の自動車メーカーのSDV開発をガイドするように構成されている。
Elektrobitの概要
ElektrobitはContinental(コンチネンタル)の独立した完全子会社で、ドイツのErlangen(エアランゲン)に本社を置く。
自動車業界向けに組み込みソフトウェアとコネクテッドソフトウェアの製品とサービスを扱う。3,500人以上の従業員を擁する同社のソフトウェアは、6億台を超える車両の50億を超えるデバイスに搭載され、自動車インフラソフトウェア、自動車コネクティビティとセキュリティ、自動運転、および関連ツールとユーザーエクスペリエンス設計向けのソリューションを提供している。
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