SDV・AI-DV ~自動車業界のチャレンジ~
オートモーティブワールド秋2026:トヨタの講演より
2026/10/14
要約
2026年9月9日(水)~9月11日(金)に幕張メッセ ホール1~3会場で開催された「オートモーティブワールド [秋] -クルマの先端技術展-(主催:RX Japan合同会社)」でのSDV(Software Defined Vehicle)関連講演の内、トヨタ自動車株式会社 デジタルソフト開発センター Fellowの村田賢一氏によるSDV・AI-DV~自動車業界のチャレンジ~概要を報告する。
SDVはクルマの機能をソフトウェア(SW)で定義・進化させる考え方で、従来のハードウェア(HW)起点からSW中心の開発手法への転換が求められている。車両全体の一貫した構造設計(クルマのOS)、SWプロダクトライン開発、CI/CDパイプラインによる継続的テスト、OTA更新やデータ連携基盤の導入が不可欠となっている。また、最近の生成AIをクルマに取り込んだ「AI-DV」として自動運転などの機能提供だけでなく、設計書レビューやテスト生成など開発工程全般にマルチエージェントAI等を活用することで、高品質かつ迅速なSDV開発の実現を図っている。
SDV関連技術動向
SDVにより、車両の継続的な価値向上や開発の効率化への対応が急務となり、ソフトウェア基盤の共通化やOTA*を通じたアップデートされた機能提供が必要不可欠となっている。また、生成AIの普及により、開発プロセス自体の自動化や車載AIの高度化を図る「AI-DV」と呼ばれる進化も始まっている。
OTA*(Over The Air):無線通信を通じて車両のソフトウェアや制御プログラムを遠隔で更新・アップデートする技術



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