CES 2025:吉利、長城、Afeelaの電動車
Zeekr(極氪)やWey(魏牌)ブランド車の展示、Afeela 1の発表、WaymoとMobileyeのロボタクシー
2025/01/27
- 要約
- Zeekr(極氪):001 FR、Mix、009 Grandなど多彩な展示
- 長城汽車:プレミアムブランドWey(魏牌)のフラッグシップSUV「Lanshan(藍山)」
- ソニー・ホンダモビリティ:初の量産モデル「アフィーラ1」を発表
- WaymoとMobileye:自動運転用途のモデルを発表
要約
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ラスベガスコンベンションセンター・ウェストホールの外に置かれたCES 2025のサイン |
2025年1月7日から1月10日まで、米国ネバダ州ラスベガスでCES 2025が開催された。本イベントには14.1万人以上が来場し、前年比で4%増加した。150以上の国や地域から4,500社以上の企業が出展、750社以上のモビリティ関連企業が含まれている。
CES 2025では、中国系OEMのZeekr(極氪)やGreat Wall Motor(長城汽車)が現在様々な市場に投入している量産モデルを展示して、大きな注目を集めた。Zeekrは、性能重視の「001 FR」シューティングブレーク、ファミリー向けの「Mix(ミックス)」ミニバン、プレミアムモデルの「009 Grand(009グランド)」MPVを展示した。同様に、長城汽車はプレミアムブランドであるWeyの「Lanshan(ランシャン)」SUVを展示した。ソニー・ホンダモビリティは、初の量産モデルである「Afeela 1(アフィーラ1)」を発表し、ニアプロダクション(量産間近)バージョンを展示した。自動運転企業のWaymo(ウェイモ)とMobileye(モービルアイ)は、現行および今後のロボタクシー用途の車両モデルを展示した。
本稿は、CES 2025に出展された自動車コンテンツに焦点を当てた一連のレポートの1回目である。本稿では、Zeekr、長城汽車、ソニー・ホンダモビリティが発表した量産モデルとニアプロダクションモデルに焦点を当てる。また、WaymoとMobileyeが自動運転アプリケーションに使用する車両についても紹介する。
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