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BEVの熱マネジメントシステム ベンチマーキング

トヨタ、BYD、Tesla、現代のEV:精緻な制御とエネルギー消費の抑制

要約

bZ3/bZ4X
トヨタはBYDと共同開発したbZ3(左)の熱マネジメント手法の一部をグローバル販売車bZ4X(右)にも採り入れ、低温充電性能を向上した。(画像出典:トヨタ)

 トヨタは2023年11月生産分のbZ4Xから、バッテリーの低温充電性能を向上させるため熱マネジメント設計を変更した。その効果は-10℃で90kW急速充電器での充電時間が約25分早まった(SOC 10→80%まで充電する場合)と発表されている。変更は車室暖房用ヒーターをバッテリー昇温にも利用するもので、そのコンセプトは先にBYDと共同開発したEV、bZ3で採用しており、トヨタでは最適技術をグローバルに接近させつつある。

 本稿ではこうしたシステムの動向をレビューするため、TeslaやHyundaiが採るユニークな構成の熱マネジメントシステムも含め、構成や作動を比較した。

 

分析レポート:BEV用バッテリーのサーマルマネジメント

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