バンコク国際モーターショー2024(1)中国メーカー

Neta、長安、上汽MG、BYD、広汽Aion、XPeng、吉利ZeekrのBEV、長城のHEVピックアップ

2024/04/19

要約

 2024年3月27日から4月7日まで、「The Mobility of Joyful Experiences(喜びの体験のモビリティ)」をテーマコンセプトに、第45回バンコク国際モーターショー(第45回BIMS)が開催された。このイベントはGrand Prix International PCL(GPI)が主催するもので、3億バーツ(約830万米ドル)を超える投資が行われた。

 このイベントには以下のような国際的な自動車ブランドが出展した。Aion(埃安)、アウディ、ベントレー、BMW、BYD、長安(Changan)、フォード、長城(GWM)、ホンダ、現代、いすゞ、ジープ、起亜、レクサス、ロータス、マセラティ、マツダ、メルセデス・ベンツ、MG、MINI、三菱、哪吒(Neta)、Nexpoint、日産、プジョー、ポルシェ、ロールス・ロイス、スズキ、トヨタ、VinFast、ボルボ、小鵬(XPeng)、極氪(Zeekr)など。一方、二輪車ブランドは、BMWモトラッド、Zeeho/CF Moto、ハーレーダビッドソン、ホンダ、カワサキ、ロイヤルエンフィールド、スズキ、トライアンフ、ヤマハなどが出展した。

 今回のショーでは以下のようなモデルが注目された。メルセデス・ベンツ「Vision ONE-ELEVEN」、日産「Hyper Tourer Concept」などのハイパーコンセプトモデル。長安「Lumin Mini EV」、MG「Cyberster」、VinFast「VF 7」および「VF Wild Pickup Concept」、ホンダ「e:N1」、いすゞ「D-Max EV Concept」、トヨタ「Revo BEV Concept」、Neta「V-II」、XPeng「G6」、Zeekr「X」などのBEVモデルや、長城「Poer Sahar HEV」、スズキ「XL7 HEV」などの電動化モデル。

 主催者のGPIは、今回のショーの来場者と成約台数が第44回BIMSの実績を15~20%上回ると予想していた。

45th BIMS Entrance 45th BIMS Venue
第45回BIMSの入口 Netaのプレスステージ

 

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