バンコク国際モーターショー2023(1):Colorful Experience
中国メーカー、欧州メーカーのEVモデル、現代のMPVとIONIQ EVモデル
2023/04/11
- 要約
- Neta:Neta Vシティカー、Neta Sスポーティ・スマートクーペ、Neta Kid、小型商用EV
- BYD:Dolphin EV、ATTO 3 EV、Tang EV、Han EV、Seal、Frigate 07、Denza D9、Song Plus(DM-i)
- MG:新型MG Maxus 9、MG ES電動ステーションワゴン
- 長城汽車:新型TANK 500 HEV、Haval H6 HEV、Haval H6 PHEV、Haval Jolion HEV、ORA Good Cat、ORA Good Cat GT
- 現代:MPVのStargazerとStaria、IONIQ 5、IONIQ 6、E-GMPプラットフォーム
- Peugeot:e-2008電動SUV、408 PHEV、2008スポーツコンセプト
- Volvo:C40 Pure Electric、XC40 Pure Electric、Volvo Recharge PHEV
- Audi:RS e-tron GT quattro EV、A4 40 TFSI Sライン・アイコンブラック
- BMW:初公開のBMW XM、750e xDrive PHEV
- MINI:ミニクーパーResoluteエディション、クラブマンMultitone Redエディション、John Cooper Works Hatch Classic
- Mercedes-Benz:EQB 250 AMGライン、メルセデスAMG G 63
- 高級車:Aston Martin、Bentley、Maserati、Porsche、Rolls-Royce
要約
2023年3月22日~4月2日、第44回バンコク国際モーターショー(第44回BIMS)が、170,960平方メートル以上の展示スペースで開催された。「Colorful Experience(カラフルな体験)」というテーマコンセプトは、特にEV(電気自動車)を中心とする、自動車技術の絶え間ない開発によるさまざまな体験を反映している。本イベントに出展した世界的な大手自動車ブランドおよび自動二輪車ブランド:フォード、BMW、MINI、Mercedes-Benz、長城汽車、Rolls-Royce、Aston Martin、Maserati、Peugeot、ジープ、トヨタ、レクサス、BYD、MG、マツダ、スズキ、いすゞ、現代、現代バス&トラック、Audi、ホンダ、三菱自動車、日産、Neta、Volvo、Porsche、Bentley、起亜、スバル、タイホンダマニュファクチュアリング、スズキモトセールス、ヤマハ、BMWモトラッド、ハーレーダビッドソン、ドゥカティ、トライアンフ、Alpha Volantis、カワサキ、ロイヤルエンフィールド。本イベントにより、タイ経済全体が500億バーツ以上、刺激されると期待されていた。
本イベントの注目モデル:三菱XRTコンセプト、ホンダCR-V、トヨタLPG HEVタクシーコンセプト、プリウスHEVコンセプト、現代スターゲイザー、現代スタリア・プレミアム、プジョー408 PHEV、BYDドルフィン、BYDシール、MG ES、MGマクサス9、GWM TANK 500、レクサスRZ 450e、フォード・レンジャー・ストームトラック、BMW XM、メルセデス・ベンツEQB 250 AMGライン、マツダMX-30、スズキ・スイフトGL NEXTなど。
イベント主催者のGrand Prix International PCLにより、本イベントでは最高水準の公衆衛生基準と対策が維持され、依然として来場者全員が常にマスクの着用を義務付けられていた。
また、「TikTokモーターショー」が導入され、本イベントの興味深いコンテンツに、より多くのチャンネルからアクセスできるようになった。
イベント主催者は、新型コロナウイルス関連の規制緩和、自動車業界の「正常化」の兆し、新しい電動モビリティモデルの登場など複数の要因により、今年の来場者数と総予約数(車とバイクの両方)は昨年の第43回BIMSと比較して、約15~20%増加すると予想していた。
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第44回BIMSのエントランス | 第44回BIMS会場全体の様子 |
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