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カーボンニュートラル製品・素材の展示取材(3)省エネ・CO2削減

廃熱利用、節電装置、CO2排出量の可視化システム

要約

 自動車業界はサプライチェーン全体でカーボンニュートラルに向けた取り組みを強化している。日本で開催される展示会においては、2022年ごろから当初は自動車メーカーや大手サプライヤーの取り組みが講演で紹介されはじめ、次第に各社の展示ブースでカーボンニュートラル関連製品・活動内容が出展されるようになった。最近では各社の取り組み内容もScope 1~3(注:温室効果ガス(GHG)排出量算定、報告の基準の1つ)へ拡がり、部品・素材、エネルギー分野まで様々な事例が紹介されている。


 本稿ではマークラインズが約1年にわたり取材したカーボンニュートラル関連展示のうち、廃熱利用、節電装置や、CO2排出量の可視化システムなどを取り上げる。各企業は自社のカーボンニュートラル計画を策定し、CO2排出量削減に向けて、工場や事業所での省電力化に取り組むとともに、エネルギーコストの低減を図っている。展示会では、エネルギー消費量のモニタリングや、廃熱を利用する省エネシステムなどの導入事例が紹介されている。また、カーボンフットプリント(CFP)の算定やカーボンニュートラル(CN)認定の取得に向けて、CO2排出量を可視化し、報告書を作成する支援ツールやコンサルティングの紹介も増えつつある。

展示会名 主催 会期
エコプロ2022(SDGs Week EXPO) (一社) サステナブル経営推進機構、日本経済新聞社 2022/12/7~9
オートモーティブワールド2023 RX Japan株式会社 2023/1/25~27
スマートエネルギーWeek 2023 RX Japan株式会社 2023/3/15~17
オートモーティブワールド・スマートエネルギーWeek秋 RX Japan株式会社 2023/9/13~15

 

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