スマートエネルギーWeek 2020:電動車関連技術(1)
第16回水素・燃料電池展:FCV用燃料電池パワートレイン、水素充填機 など
2020/03/12
- 要約
- 現代:FCパワートレイン、水素発電機、モーター、コンバーター
- Faurecia/SYMBIO:FCプラットフォーム、水素タンク、スタック
- SHANGHAI RE-FIRE TECHNOLOGY(上海重塑能源科技):FCパワートレイン(60/110kW)、FCV電力コンバーター
- Continental/Vitesco、ケーヒン、ジェイテクト:FCV用バルブ、配管部品
- 八千代工業:水素タンク
- タツノ、トキコ、サニートレーディング:FCV用水素充填機
- 岩谷産業、鈴木商館:FCフォークリフト用水素充填機
要約
スマートエネルギーWeek 2020(会期:2020年2月26日~28日、会場:東京ビッグサイト)は新型コロナウイルス対策として会場内でのマスク着用が徹底され、入場にあたってはサーモグラフィでの体温チェックが行われた。出展中止やパネルのみで説明員を配置しないブースも多かった一方で、通常どおりに展示しているブースもあった。主催者のリード エグジビション ジャパンの発表によると、来場者数はスマートエネルギーWeek 2020全体で前年の1/3(66,576→18,506人)にとどまった。
水素・燃料電池展 会場風景 | スマートエネルギーWeek 2020 入場口 |
本稿では西展示棟で開催されていた第16回[国際]水素・燃料電池展 ~FC EXPO 2020~におけるFCV関連の展示内容を紹介する。自動車メーカーによるFCVパワートレインの展示は現代自動車だけであったが、国内外のサプライヤー各社が開発中の部品や水素タンク、トラックおよび産業用のFC関連機器などを展示していた。
SHANGHAI RE-FIRE TECHNOLOGYのFCトラックイメージ展示 | 現代自動車のFCV「NEXO(ネッソ)」 |
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