上海モーターショー2019:中国新興メーカー
NIO、小鵬、奇点、合衆、大乗、零跑、愛馳、WM Motorが新型EVを出展
2019/05/22
- 要約
- 蔚来汽車(NIO):セダンシリーズの新型EV、NIO Powerのサービスソリューションを出展
- 小鵬汽車(Xiaopeng):インテリジェントカーのリーダーを目指す
- 奇点汽車(Singulato):トヨタの電動化技術を活用したEV「iC3」コンセプトを世界初公開
- 合衆汽車(Hozon Auto): EV SUV「合衆U」、「Eureka 02」コンセプト、「Neta N01」2020年モデルを公開
- 大乗汽車(Dorcen):国際モーターショーに初参加、戦略モデルSUV「G60S」を正式に発売
- 零跑汽車(Leapmotor):クロスオーバーEV のコンセプトモデルSUV「C-more」を初公開、EVクーペ「S01」を披露
- 愛馳汽車(AIWAYS):EV SUV「U5」を2019年末までに市場投入
- 威馬汽車(WM Motor):コンセプトカー2モデル、「EX5 Pro」、「EX5 2.0バージョン」を出展
要約
NIOのSUV 「ES6」 |
本レポートでは、上海モーターショー2019に出展した注目の中国新興メーカーで、近々量産/発売する新型EVやコンセプトモデルを中心に報告する。
蔚来汽車(NIO)は、セダンプロダクトラインET Previewの「ET7」、NIO Powerのサービスソリューション、220kW永久磁石式同期モーター駆動システムなどの先端技術を公開するとともに、WeChat Mini Apps (微信小程序)を使った充電代行サービス「一鍵加電(One Click for Power)」を開始すると発表した。
小鵬汽車(Xiaopeng)は、新型の2代目インテリジェントカー、EVクーペ「P7」及びEVのSUV「G3」を出展。
奇点汽車(Singulato)は、トヨタのeQをベースに開発し2021年初めに量産/発売予定の微型インテリジェントEV「iC3」コンセプトを世界初公開した。また同時に「大型車+小型車、自動車+二輪車、乗用車+商用車」戦略、奇点モビリティエコロジーマップを発表。
今回が国際モーターショー初参加の大乗汽車(Dorcen)は「G60S」、「E20」、「G60E」などのNEV、ガソリン車を出展するとともに、戦略モデルSUV「G60S」を本モーターショーで発売した。
零跑汽車(Leapmotor)は、量産間近の初のクロスオーバーEV SUV「C-more」、初の量産モデル「零跑S01」、Razer Chromaコンセプトモデル「S01」を公開した。
愛馳汽車(AIWAYS)は、「U5」、「Gumpert Nathalie」、「U7 ion」の3モデルを公開するとともに、ユーザー戦略を発表した。
前身が三元系リチウム電池の研究開発事業を展開の威馬汽車(WM Motor)は、EV SUV「EX5 Pro」、「EX5 2.0バージョン」を出展。今回のショーでは「EX5 Pro」を発売するとともに、「EX6 Limited」と「EVOLVE CONCEPT」の2つのコンセプトカーを発表した。
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