上海モーターショー2019:中国政府系メーカーの展示

上汽、北汽、一汽、東風、広汽、長安がNEVモデルやコネクテッドカーを続々と出展

2019/05/13

要約

SUV HS7
中・大型モデルの一汽「紅旗HS7」

 本レポートでは、上海モーターショー2019の取材における中国政府系メーカー大手の出展状況を紹介する。

 上海汽車グループ傘下の上汽乗用車「栄威(Roewe)」ブランドの新型インテリジェントコネクテッドSUV「MAX」が初披露され、5Gインテリジェントコックピットと称した「栄威Vision-iコンセプトカー」が展示された。

 北京汽車グループは、傘下の北京汽車(BAIC)、北京新能源汽車(BJEV)、北汽越野車などが出展。今回のショーでは「高、新、特」戦略や北京ブランド「BJ40シティハンターバージョン」、北京新能源汽車「EX3」、北京汽車「智達」などの新車を発表した。

 2018年1月に一新された「紅旗」ブランド戦略を発表した第一汽車グループは、今回のショーで「HS5」を発表、そして6月には「HS7」を発売する予定。

 また「奔騰(Bestune)」ブランドは、新しいコンセプトカー「E²concept」と「T²concept」を発表したほか、同ブランドの新しいインテリジェントコネクテッド戦略「天馬星途戦略」も正式にスタートさせた。

 東風汽車グループは、コンセプト車「eπ」初の量産車D53をワールドプレミアし、さらに、Sharing-VANモビリティプラットフォームも同時に公開。

 広州汽車グループは、広汽乗用車の伝祺(Trumpchi)、広汽新能源汽車(GAC NE)等のモデルを出展。その中で、フルモデルチェンジの「伝祺GA6」、コンセプトカー「Entranze」、広汽新能源汽車の初のSUV戦略モデル「Aion LX」などが発表となった。

 長安汽車は、CS75 PLUS、CS85 COUPEを含む22のモデルを展示。また、長安汽車のブランド欧尚(Oushan)は「X7」「科賽GT」「E01」をはじめとする5モデルを公開した。

 


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