中国の日系部品メーカー (4): 華中地域/西南地域の動向
今仙電機/東プレ/ニッパツ/ニフコ/ヨロズ/河西工業/日立化成/ユニプレス/NTN/太平洋工業/フタバ産業
2012/07/25
- 要 約
- 華中地区-湖北省: 今仙電機/東プレ/ニッパツは新工場建設、ニフコ/ヨロズは新工場稼働
- 華中地区-河南省:河西工業/ニッパツ/日立化成/ユニプレスは新工場建設、NTN/タチエスは新工場稼働
- 華中地区-湖南省: 太平洋工業/フタバ産業は長沙で新工場建設
- 西南地区-重慶/四川省: 古河電工は現地生産事業強化、正田製作所は生産増強へ
要 約
本レポートは、中国地域別に分け、日系部品メーカーの近年の動向をまとめたシリーズ調査レポートの4本目。2012年6月までの約2年間の、華中地域の湖北省、河南省及び湖南省、西南地域の重慶市及び四川省における日系部品メーカーの動向を、MarkLinesの独自調査を踏まえてまとめた。 日産は、湖北省襄陽市での工場を増強して、年産能力を2011年末の10万台から2012年末までに25万台に拡張。河南省では、既存の2工場を拡張して年産能力を、2011年末時点の21万台から2012年末までに38万台に引き上げる。一方、2015年ごろの稼働を予定する、年産能力20万台規模の新工場の建設を検討中とされる。 ホンダは、湖北省武漢市で第2乗用車工場を、2012年7月に稼働。第1工場と合わせて、武漢市での年産能力を10万台増の34万台に引き上げた。今後、同第2工場の拡張を通じ、2013年には36万台、2015年までに48万台へ拡大していく。 日系部品メーカーはこのような動きに追随して、同地域において、既存工場の拡張や新工場・新ラインの建設が相次いでいる。 また、四川省成都市に工場を拡張しているトヨタや、重慶市に新工場建設を計画しているスズキなどに対応するため、古河電工、正田製作所、マブチモーターなどは生産・販売体制の強化を進めている。 |
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中国(華南地区-広東省)編 (2012年7月)、 中国(華東地区)編 (2012年6月)、 中国 (東北/華北地区)編 (2012年5月)、 ASEAN (インドネシア、ベトナム、マレーシア他) 編 (2012年6月)、 |
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