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BYD Yangwang U8(レンジエクステンダーEV)分解調査

アクティブサスペンションと四輪独立駆動力制御

要約

 マークラインズは、製品ラインナップを拡充するBYDが大型オフロード車市場に投入した最高級モデルのYangwang U8(ベース価格約2,300万円)を購入し、2024年8月に開設するベンチマークセンターで分解調査を実施する。

 本稿では、その独自技術であるアクティブサスペンションと四輪独立駆動力制御について、分解前の調査結果を報告する。

 なお、車両・部品のスキャニング、CAD化や、分解後の部品販売も別途行う予定。 

U8はその外観からも示唆される通りLand RoverやHummerなどが占める本格的なオフロード市場を狙ったモデルである。駆動力は各輪に装着した電動機が発生し、エンジンは発電専用である。電動機、アクティブサスペンション、スタビリティ制御を連携した各輪制御を可能とし、オフロード踏破力や緊急時の安定性確保などに活用されている。 車内のセンターディスプレイには、路面性状に合わせたモード切替操作や車両の現状表示などオフロード踏破のためのサポート機能が満載されている。写真は渡渉モードで車高など障害物に対する余裕度が表示されている。
U8はその外観からも示唆される通りLand RoverやHummerなどが占める本格的なオフロード市場を狙ったモデルである。駆動力は各輪に装着した電動機が発生し、エンジンは発電専用である。電動機、アクティブサスペンション、スタビリティ制御を連携した各輪制御を可能とし、オフロード踏破力や緊急時の安定性確保などに活用されている。 車内のセンターディスプレイには、路面性状に合わせたモード切替操作や車両の現状表示などオフロード踏破のためのサポート機能が満載されている。写真は渉水(Wading)モード。

 

 

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