FCAのラム「1500」クルーキャブ、米国のIIHSから安全基準の高評価を獲得

・FCAは12月11日、2021年型フルサイズピックアップのラム「1500」クルーキャブが、米国道路安全保険協会(IIHS) から安全基準の最高評価である「Top Safety Pick+」に次ぐ高評価の2020年「Top Safety Pick」を獲得したと発表した。
・ラム「1500」クルーキャブには、歩行者自動緊急ブレーキ技術やハイビームアシスト付きアダプティブLEDプロジェクターヘッドランプがオプション設定されている。新しくより厳しくなったIIHSのテスト方式の下で、これ程の評価を受けたピックアップはこれまでなかった。
・ラムブランドを率いるMike Koval Jr.氏は、「『1500』の受賞は、FCAが長きにわたって顧客に仕えるために地に足がついた技術革新を追い求めてきた結果である。そのような厳しい姿勢が、強靭さ、利便性、洗練さを兼ね揃えた独自のブランド確立に役立った」と語った。
・IIHSは最近、歩行者自動緊急ブレーキを「Top Safety Pick」獲得の必須要件に加えた。
・「Advanced」の評価を得たラムの技術は、トラックのセンサーフュージョン(融合)自動緊急ブレーキシステムで生かされている。
・ラム「1500」クルーキャブは、V2Vの自動緊急ブレーキテストで「Superior」の最高評価を獲得した。同仕様はLaramie、Rebel、Longhorn、Limited Longhorn、Limitedの各グレードで標準設定となっている。
・トラックの安全評価では、6項目のIIHS衝突安全テストで高評価を得ることが重要で、これらテストには3種類の前面衝突が含まれている。残りのテストでは、側面衝突、後面衝突、ロールオーバーを再現したダメージを与える。ラム「1500」クルーキャブは、それぞれのテストで最高評価を獲得した。

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