メルセデス・ベンツ、グローバル車両試験機能を独インメンディンゲンに統合
・ダイムラーは10月31日、メルセデス・ベンツのハイブリッド車 (HV)、電気自動車 (EV)、EQブランドなどの代替燃料技術開発も含め、グローバル車両試験機能をドイツのインメンディンゲン (Immendingen)のテストテクノロジーセンター (TTC)に統合すると発表した。将来のADASシステムと自動運転機能もここでテストされる。
・インメンディンゲンでは約300名の新規ポストを創出した。現在すでに250名がさまざまな運転条件をシミュレートできる30種類以上のテストコースに取り組んでいる。
・同社は特にコネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化に注力しており、CASEグループとしてグループ化している。
・TTCには10万平方メートルの自動運転・安全機能の試験エリア「Bertha」が設置されている。また、さまざまなジャンクションで運転支援システム、V2X通信、現実的な条件下での自動運転をテストできる1.5kmの市道を有する市内モジュールなどを備える。
・2018年9月開設のTTCは約3年半をかけて建設され、総面積520ヘクタール、全長68kmのテストルート、30超の評価路がある。
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