ルノー、ブラジルで「クウィッド」の生産強化

・ルノーは2月8日、1月に生産を開始した「クウィッド(Kwid)」の生産を強化し、2月末までに1万台を納車すると発表した。
・今回の生産強化は、購入から納車までの期間を従来の40日から短縮することが狙い。
・ 2017年8月の発売以降、納車待ち時間の長さは「クウィッド」購入者の中でも最も多いクレームの1つだったという。ブラジルの消費者保護センターProconは、多くの消費者がこの待ち時間を理由に購入をキャンセルしたと発表した。また、一部のモデルが3度実施したリコールの対象となっていることもキャンセルの要因となっているという。
・このほか、アルゼンチンとウルグアイでの需要増も「クウィッド」の生産強化を後押しした。同社は2018年1月までに、これら2カ国に合計8,300台を輸出している。
・同社は2017年10月のクリチバ(Curitiba)工場の3直化に伴い600名の従業員を雇用した。
・Fenabraveの発表によると、ブラジル国内では発売後6カ月間で2万5,305台の「クウィッド」を販売したという。
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