ベトナム新車販売、4月は14.7%減の2.2万台

・ベトナム自動車工業会(VAMA)が発表した2017年4月の総販売台数(輸入車およびVAMA未加盟メーカーを含む)は、前年同月比14.7%減の2万1,942台となった。CKD生産車は1万6,453台、CBU車は5,489台だった。
・VAMA加盟20社による4月の新車販売台数(バスシャシーは除く)は、7.1%減の2万1,343台。車種別では、乗用車が11.5%減の1万650台、商用車が4.2%増の9,202台、特殊車両(SPV)が29.3%減の1,491台。
・マークラインズ集計による2017年4月のメーカー・ブランド別新車販売台数では、地場メーカーのチュオンハイ(Truong Hai)が14.9%減の6,693台(シェア30.5%)、トヨタ(レクサス除く)が9.7%減の4,096台(同18.7%)、フォードが4.7%増の2,544台(同11.6%)、ビナマツダが23.8%減の1,909台(同8.7%)、GMベトナムが9.7%増の951台(同4.3%)などとなっている。
・ASEAN物品貿易協定(ASEAN Trade in Goods Agreement: ATIGA)によって、2017年1月からASEANからのCBU輸入車に対する関税が40%から30%へ引き下げられた。
・1-4月累計総販売台数は前年同期比1.5%増の8万6,671台。うちCKD生産車の販売は前年同月比5.1%減となる一方で、CBU輸入車の販売が24.1%増となった。