Polo (VW)

 ニュース
2024年03月21日(木)

・ポーランド政府が支援する新興電気自動車(EV)メーカーElectroMobility Poland (EMP)は3月6日、同国南西部にあるシロンスク県ヤヴォジュノ(Jaworzno)市のイゼラ(Jizera)の電気自動車(EV)工場について、大手建設会社Mirbudと工事契約に関する合意書(LOI)を結んだと発表した。工場は着工から23カ月以内で完成する予定。

・今回の合意内容は、EMPが適切な認可を受けた後、別途の請負工事契約を締結することで確定される。

・工場は、業者の選定と上記契約の締結を経て、2026年半ばまでにEVの生産を開始する予定。年間生産能力は15万台となる。

Based on ElectroMobility Poland press release  

2024年03月11日(月)

・ブラジル全国自動車製造業者協会(ANFAVEA)が発表した2月の新車登録台数(トラック・バスを含む)は、前年同月比27.1%増の16万5,225台となった。

・新車販売台数のうち、国内生産車は前年同月比22.0%増の13万7,139台、輸入車は60.5%増の2万8,086台。

・車型別では、乗用車が25.5%増の12万337台、小型商用車(LCV)が46.3%増の3万5,174台、トラックが3.3%増の8,376台、バスが30.9%減の1,338台となっている。

・乗用車の販売台数をブランド別に見ると、FCAが2万9,388台(シェア24.4%)、VWが1万9,535台(同16.2%)、GMが1万2,542台(同10.4%)、現代が1万1,877台(同9.9%)、トヨタが1万36台(8.3%)など。LCVでは、FCAが1万6,062台(シェア45.7%)、VWが4,373台(同12.4%)、GMが4,006台(同11.4%)、トヨタが3,437台(同9.8%)、フォードが2,290台(同6.5%)など。

・2月のモデル別乗用車販売台数は、1位がVWのハッチバック「ポロ(Polo)」で8,063台、2位がフィアットのサブコンパクトハッチバック「アルゴ(Argo)」で6,507台、3位がフィアットのサブコンパクトカー「モビ(Mobi)」で6,288台だった。LCVでは、1位がフィアット「ストラーダ(Strada)」で8,568台、2位がVW「サベイロ(Saveiro)」で4,127台、3位がトヨタ「ハイラックス(Hilux)」で3,436台など。

・また、ANFAVEAが発表した乗用車とLCVの燃料別販売台数は、フレックス燃料車が前年同月比22.4%増の12万1,596台(シェア78.2%)、ディーゼル車が24.1%増の1万6,371台(同10.5%)、ガソリン車が132.3%増の7,099台(同4.6%)、ハイブリッド車(HV)が35.0%増の3,304台(同2.1%)、プラグイン・ハイブリッド(PHV)が189.0%増の3,509台(同2.3%)、電気自動車(EV)が469.3%増の3,632台(同2.3%)となっている。

・1-2月の累計では前年同期比19.8%増の32万6,840台となった。

・Scotiabankは2月8日、ブラジルの2024年通年販売を227万台、2025年通年販売を238万台と見込み、1月の前回予測を据え置いた。

(ANFAVEA release on March 7, 2024) (Fenabrave press release on March 4, 2024) (Scotiabank release on February 8, 2024)

2024年03月07日(木)

・メルセデス・ベンツは3月5日、商用バンの戦略を乗用車と同様のプレミアム化にシフトすると発表した。この新たな高級志向への戦略転換は、2026年に導入されるVan Electric Architecture (VAN.EA)によって実現されるという。

・電気自動車(EV)のミニバン「EQV」には、90kWhおよび60kWhの2種類のバッテリーサイズが用意されており、ピーク出力は204hp、連続出力は95hpで、航続距離は277km-365kmとなる。充電オプションには最大11kWのAC充電と110kWのDC急速充電があり、急速充電ステーションでの10-80%充電の所要時間は40分。EVモデルは前輪駆動となる。

・ミニバン「Vクラス(V-Class)」には、163hp、190hp、237hpの3つの出力レベルを持つディーゼルエンジン(OM654)が用意されている。さらに2024年中に、231hpの新ガソリンエンジン(M254)を搭載したマイルドハイブリッドモデルが設定される。9G-TRONIC AT、さまざまなシャシーオプション、およびドライビングプログラムにより、俊敏性と快適性が実現される。内燃エンジン(ICE)モデルは後輪駆動で、ディーゼルモデルにはオプションで四輪駆動が用意される。

・今年1月から受注開始となる「Vクラス」と「EQV」のアップグレードモデルは、標準装備が充実している。「Vクラス」は5万9,470.25ユーロから、「EQV」は7万5,281.78ユーロからとなっている。「Vクラス」をベースとしたキャンピングカー「VクラスMarco Polo」は8万4.89ユーロからとなる。

Based on Mercedes Benz press release