・中国のスマートフォンメーカーであるファーウェイ(Huawei、華為)がセレス(Seres、賽力斯)と共同で設立したプレミアム電気自動車(EV)ブランドAITO (中国名:問界)は4月11日、マニラ国際オートショー(MIAS) 2025でフラッグシップ電気SUV「M9」を発売した。販売はフィリピンのディストリビューターQSJモーターズが行う。同日付現地メディアのCarGuide.PHが報じた。
・「M9」には、電気自動車(EV)とレンジエクステンダー(REEV)の2種類のパワートレインが用意されている。
・EVバージョンは100kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で最大630kmの航続距離を実現する。REEVバージョンには42kWh (Maxバージョン)と52kWh (Ultraバージョン)の2種類のバッテリーが用意され、いずれも最高出力496hp、最大トルク675Nm、航続距離1,000km超を実現している。
・革新的なAito MFプラットフォームをベースに開発され、先進の安全機能、多様なパワートレイン構成、広くて多用途なキャビンスペースなどを実現している。
・車体サイズは全長5,230mm、全幅1,999 mm、全高1,800mmで、ホイールベースは3,110mm。室内には、ファーウェイが開発したインテリジェントコックピットが搭載され、インストルメントクラスター、センターディスプレイ、助手席のスクリーンがシームレスにリンクし、コネクテッドなドライビング体験を提供する。
・価格は575万7,000フィリピンペソ(約1,450万円)からで、予約受付が開始されている。
(From QSJ Motors social media updates and an article of CarGuide.PH on April 11, 2025)