Shenzhen Inovance Technology Co., Ltd.
[深圳市匯川技術股份有限公司]

会社概要

■URL

■本社所在地

70 meters southeast of No.3, Guansheng 4th Road, Longhua District, Shenzhen City, Guangdong Province, China

-深圳市匯川技術股份有限公司 (匯川技術, Inovance Technology) は、中国深圳市に本社を置く民営総合電機メーカー。

-2003年に小型ACモーター製造企業として発足。その後事業を多角化し、現在は産業オートメーション事業、エレベーター事業、新エネルギー車事業、産業用ロボット事業、鉄道車両用システム事業の5部門で製品・サービスを展開。

-蘇州、杭州、南京、上海、寧波、長春、香港等に所在する約30の中国国内子会社、およびドイツ、フランス、イタリア、スペイン、トルコ、インド、韓国の海外オフィスに約20,000名の社員を有する。2022年12月期の連結売上高は約230億元。

-自動車関連は、主に2016年9月に設立した蘇州匯川聯合動力系統有限公司[Suzhou Inovance Automotive Co., Ltd.](聯合動力)が担う。

-常州に工場、深圳とスイスに研究開発センター、ノルウェー、フランス、ドイツに事業所を保有。また、日本における事業所開設を準備しているほか、米国R&Dセンターや東欧工場も計画中。

-2022年12月期、匯川技術の新エネルギー車事業売上高は、前年比70.02%増の50.88億元(事業別売上高構成比では22.11%)。

-主要製品は以下：

種別	主要製品
駆動・制御部品	モーターECU、モーター、5-in-1ユニット、電気駆動ユニット(e-Axle)
給電部品	DC-DCコンバーター、車載充電器(オンボードチャージャー)、パワーディストリビューションユニット

-新エネルギー乗用車の分野における主な競合相手は、Bosch、UAES、Aptiv、ニデックなど。また、新エネルギー乗用車用給電部品では、国内地場サプライヤーと競合関係にある。

-2022年における新エネルギー乗用車用製品シェアは、モーターECUが7%で中国国内3位、e-Axleが3%で国内10位、その他モーター製品が3%で同10位以内 (匯川技術アニュアルレポートより)。

-2018年6月に深圳証券取引所上場

(以下出資比率は2022年アニュアルレポート参照)

駆動・制御部品
-駆動モーター
-ECU
-インバーター
-減速機
-2-in-1システム

-3-in-1システム

-e-Axle

-5-in-1システム

給電部品
-DC-DCコンバーター
-車載充電器
-パワーディストリビューションユニット(PDU)

2003年4月	設立。
2008年	中国の乗用車市場へ参入。
2013年	中国の商用車市場へ参入。
2016年	BRUSA Elektronik AGと戦略的提携を締結。
2016年9月	自動車事業子会社の蘇州匯川聯合動力系統有限公司を設立。
2021年1月	American Axle & Manufacturingとe-Axleの開発および供給に向け提携。
2021年4月	一汽新能源汽車とパワーディストリビューション製品研究所を共同で開設。
2021年6月	奇瑞汽車と新エネルギー車向けパワーエレクトロニクス技術・システム組立技術・スマート製造技術に関する研究で提携。
2021年7月	聯合動力51%および理想汽車49%出資により、新エネルギー車向け部品の製造会社「常州匯想新能源零部件有限公司」を新設。
2021年8月	常州工場建設開始。
2021年9月	完全子会社の蘇州匯川聯合動力系統有限公司は新エネルギー車事業の運営会社として独立。
2022年2月	SKFと戦略的提携を締結。
2022年5月	常州工場が第1期工事を完了、稼働を開始。
2022年6月	法士特と電動パワートレインシステム技術開発における共通基盤の構築で提携。