Zhejiang Asia-Pacific Mechanical & Electronic Co., Ltd.[浙江亜太機電股份有限公司] 2023年12月期の動向
業績 |
(単位: 百万元) |
2022年12月期 | 2021年12月期 | 増減率(%) | |
売上高 | 3,874.40 | 3,749.88 | 3.32% |
営業利益 | 99.85 | 71.94 | 38.80% |
経常利益 | 100.10 | 72.90 | 37.31% |
純利益 | 97.02 | 68.88 | 40.85% |
-中国経済の改善および中国国外市場の需要増加の恩恵に加え、製品構造の最適化を継続すると同時に社内のコスト削減の推進を行った。また、効率の向上やプロセスの最適化など、製造能力を効果的に向上させるための取り組みにより、単価が削減され、製品の粗利益率が前年比で増加し、企業業績の成長を促進した。
-2023年、同社は136件の新規プロジェクトを立ち上げ、そのうち58件が自動車電子制御システム製品に関係する。重慶長安、吉利汽車、広汽汽車、一汽GM五菱、SAIC Maxus、奇瑞汽車など向けの93件の新規量産プロジェクトを立ち上げた。
受注
-亜太機電は、国外メーカーの2モデル向けに電動パーキングブレーキ(EPB)を受注したと発表した。顧客の計画によると、製品供給期間は8年で、2026年に量産開始予定。受注総額は約38億元。(2024年7月11日付亜太機電のプレスリリースより)
-亜太機電は、中国国外メーカーからブレーキ製品を受注したと発表した。2025年第4四半期から量産開始し、製品の供給期間は7年を計画している。受注総額は約2.3億元の見込み。(2024年6月25日付亜太股份のプレスリリースより)
-亜太機電は、中国国内大手自動車グループから受注したと発表した。同社は、この顧客の特定の新エネルギーモデルにフロントブレーキキャリパーアセンブリと電動パーキングアクチュエータアセンブリを提供する予定。顧客計画によると、上記プロジェクトのライフサイクルは6年で、量産は2025年上半期に開始される予定。ライフサイクル総売上高は約5億9,000万元。(2024年3月16日付亜太機電のプレスリリースより)
-亜太機電は、中国の自動車メーカーの新エネルギーSUV車両にEPB機能付きリア電動キャリパーアッセンブリーを供給すると発表した。(2023年11月28日付亜太機電のプレスリリースより)
-亜太機電は、中国の大手完成車メーカーの新エネルギー車(NEV)にステアリングナックルアッセンブリー付きフロントディスクブレーキ、EPB付きリアブレーキアッセンブリーを受注したと発表した。供給期間は5年で、2024年に量産開始し、受注総額は約6億元の見込み。(2023年10月18日付亜太機電のプレスリリースより)
-亜太機電は、中国の自動車メーカー2社から製品を受注したと発表した。中国の大手自動車メーカーの新エネルギーSUVモデル向けに電動パーキングブレーキ(EPB)の開発と生産を行う。2024年から量産開始予定。また、他の中国自動車メーカの新エネルギーSUVモデルに対してもEPB機能付きフロントブレーキアセンブリおよびリアブレーキアセンブリを受注した。製品供給期間は7年で、2024年に量産開始予定。受注総額は約7.28億元。(2023年7月11日、14日付亜太股份のプレスリリースより)
‐外資系メーカーから新エネルギー車プラットフォーム向けフロント/リアブレーキアセンブリおよびIBS(one box)のサプライヤーに指定されたと発表した。受注製品は2025年から段階的に量産開始される予定で、製品供給期間は6年。(2023年3月2日付亜太股份のプレスリリースより)
研究開発体制
‐6,000平方メートルの実験室を有し、黄山と黒河にテストコースを設立。
‐同社の試験センターは、FAW-VW、上海GM、GM-五菱、SAICグループ、SAIC上汽、江鈴、吉利汽車、長安汽車などから実験室認定を受けている。
-浙江ブレーキシステム試験所は、2021年1月に中国国家適合性評価サービス(CNAS)のISO /IEC17025認定に合格。
研究開発費 |
(単位:百万元) |
2023年12月期 | 2022年12月期 | 2021年12月期 | |
金額 | 236.90 | 194.03 | 170.38 |
売上高に占める比率(%) | 6.11 | 5.17 | 4.69 |
-2023年末現在、同社は総従業員の13.98%にあたる研究開発人員352名を擁する。
特許
-2023年12月31日現在、特許権800件を保有。うち、発明特許は797件、実用新案は687件、外観特許は16件。
-QS9000、VDA6.1、ISO/TS 16949、IATF 16949などの品質体系認証を取得。自動車ブレーキシステムは中国自動車製品認証センターの製品認証、上海GM、東風神龍のQSB及びQSB+認証を取得。