Xinyi Glass Holding Co., Ltd. [信義玻璃控股有限公司] 2016年12月期の動向

業績

(単位:百万香港ドル)
2016年12月期 2015年12月期 増減率 (%) 要因
売上高 12,848.40 11,460.26 12.11 -建築用ガラスの需要は緩やかに増加し、フロートガラスの需要は大幅に増加。
粗利益 4,659.25 3,132.69 48.73 -原材料及びエネルギーコストの低減。
税引き前利益 3,823.45 2,379.63 60.67
純利益 3,216.16 2,113.60 52.17

研究開発活動

-省エネ、環境保護を主な研究開発方向として、フロートガラス、ガラス加工製品、フィルム、太陽エネルギー分野において、技術研究を行う。

-広東省技術研究開発センターが、1997年省レベル企業技術センターとして認定された。

-2009年1月、香港で世界初の省エネ環境保護ガラス研究開発センターを設立。

-2016年12月末現在、研究開発要員は約200名、取得特許は518件。

-企業、大学、研究院の三位一体産学研相互交流プラットフォームを構築し、華南理工大学、中国建築材料科学研究院、清華大学、深セン大学などの大学・研究院と協力し、材料分野(従来の無機ガラス材料、ラバープラスチックなどの高分子材料及びナノ、フィルム、複合材料を含む)における基礎研究、応用研究及び省エネ技術プロジェクトの開発を行う。

審査合格

-2016年5月、子会社信義玻璃(深セン)有限公司は、インドBIS審査官員による工場現場認証審査に合格し、インド市場への進出に基礎を築いた。(2016年6月1日付けプレスリリースより)

受賞

-2012年12月、子会社信義玻璃(東莞)有限公司は、福田汽車集団2012年度「同期開発優秀サプライヤー」称号を獲得。(2012年12月28日付けプレスリリースより)

海外投資

-2017年第2四半期、マレーシアのマラッカ州において、初の海外上質フロートガラス生産ラインの第1期は稼働を開始し、第2期も建設中。第2期は、1日当たりの溶融量は各1,000トンの上質フロートガラス生産ラインを2本を含んで、2018年下半期稼働を開始予定。(2017年8月17日付けプレスリリースより)

-2016年12月、子会社信義節能玻璃(マレーシア)有限公司における溶融量が1,200トン/日のフロートガラス生産ラインは稼働を開始。マレーシア工業園は同社の初の海外事業部。初ののフロートガラス生産ラインの始動は、同社の発展のマイルストンである。(2017年1月5日付けプレスリリースより)

-2015年11月、マレーシアのマラッカ州に生産拠点の建設を開始。敷地面積は約36万平方メートル。主にフロートガラス、建築用ガラス及びソーラーガラスを生産。(2015年11月付けプレスリリースより)

-2014年2月、信義玻璃営口拠点における第2本の溶融量が1,000トン/日のフロートガラス生産ラインを稼働開始。(2014年2月13日付けプレスリリースより)