Shanghai Feilo Co., Ltd. [上海飛楽股份有限公司] 2013年12月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万元)
2013年12月期 2012年12月期 増減率 (%) 要因
売上高 2,103.79 2,019.67 4.17 -主な自動車電子製品事業の売上が前年より8.45%増加による増収。
営業利益 108.83 113.07 (3.75) -
経常利益 128.10 121.73 5.23 -
純利益 125.50 114.92 9.21 -

検収合格

-2013年5月、子会社「上海滬工汽車電器有限公司は、国家ハイテク産業プロジェクトとして進めていた車体電子部品産業化プロジェクトが上海市嘉定区発展改革委員会と安亭鎮政府による検収に合格したと発表。このプロジェクトの総投資額は61.824百万元 (内、5.6百万元は国家の助成金)。プロジェクトの内容は車体電子部品生産ライン7本、製品検査センター、テクニカルセンターの建設、生産工場用地改良、付属設備の更新で、すでに完了している。これにより車体電子部品の年産能力は5.9百万セットになる見込み。また同プロジェクトに関連して、発明特許8件を取得した。(2013年6月10日付けプレスリリースより)

清算

-第15回取締役会において、2013年1月4日付で、子会社である「上海飛楽電子系統有限公司」の清算手続きが完了したと発表。

2014年見通し

-売上高は1,764.08百万元の見込み。(2013年会社年度報告より)

開発動向

研究開発費

2013年 2012年 2011年
研究開発費 89.18 77.03 38.24
対売上高(%) 4.24 3.81 2.89

2013年研究開発項目

項目 2013年度研究開発費
(単位:百万元)
マルチクラスター 4.54
エアコンコントローラー 1.95

研究開発体制

-上海市レベルの企業技術センター3社、区レベル企業技術センター1社、CNAS (中国合格評定国家認可委員会) 認定を取得した測定センター2社、大学と共有する実験室1箇所を保有。

特許

-2013年現在、同社が特許140件(その内、発明36件)を保有。今年度だけで、特許26件(その内、発明17件)を申請。

-子会社「上海元一電子有限公司」は同社が申請した「ワイヤーハーネス組立検査装置」と「ワイヤーハーネス保護装置」がそれぞれ発明特許と実用新案特許を取得したと発表。(2013年9月26日付けプレスリリースより)

設備投資

項目別投資額

(単位:百万元)
項目 2013年12月期
工場建屋の新設・改築 14.25
生産設備の改良 19.32
器械&クラスター 1.48

国内投資

-子会社「上海滬工汽車電器有限公司」は92百万元を投じて第3期工場建設プロジェクトを実施すると発表。建設場所は上海嘉定区安亭鎮 (Anting Town, Jiading District)。敷地面積は9,400平方メートル。延床面積は39,944平方メートルで、建物4棟を建設する。建設期間は16カ月の予定。(2013年10月28日付け会社公告より)

-子会社「上海滬工汽車電器有限公司」の自動車用リレーの自動生産ラインの設備更新を行うと発表。プロジェクトの総投資額は22.65百万元。そのうち15百万元を上海飛楽が、7.65百万元を上海滬工汽車電器が負担する。(2013年10月28日付け会社公告より)