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2012年12月期 |
2011年12月期 |
増減率 (%) |
要因 |
売上高 |
2,019.67 |
1,321.54 |
52.83 |
-2011年末、「上海徳科電子儀表有限公司」の株式97.5%を取得したことや、クラスター製品の売上高増加が売上高の増加の要因。 |
営業利益 |
113.07 |
109.44 |
3.32 |
- |
経常利益 |
121.73 |
114.27 |
6.53 |
- |
純利益 |
114.92 |
107.39 |
7.01 |
- |
株式取得
-取締役会は2012年3月17日、「上海精密科学儀器有限公司 [Shanghai Precision & Scientific Instrument Co., Ltd.]」が保有する上海日精儀器有限公司 [Shanghai Nissei Display System Co., Ltd.] の株式20%を取得することを決議した。上海日精儀器は上海市莘庄工業区にあるオートバイ、自動車用インストパネル、電子リモコンメーカー。2011年12月末時点での資産総額は522.73百万元、売上高は795.89百万元、純利益は43.11百万元。2012年4月13日、上海飛楽は上海精密科学儀器より上海日精儀器の株式20%を譲受し、4月18日、上海精密科学儀器と上海市所有権取引契約を結んだ。譲渡価格は69.79百万元。(2012年4月24日付け会社公告より)
自動車電子部品事業に注力
-自動車電子部品事業に注力するため、子会社「呉江飛楽電子元件有限公司 [Wujiang Feilo Electronic Components Co., Ltd.]」に対する蝶理株式会社からの資本を受け入れると発表した。蝶理からの出資額は26.89百万元。呉江飛楽は主に電極用などの電子材料を生産している。増資前の資本金は18.10百万元で上海飛楽が50%を、個人投資家が50%を占めていた。増資後は登録資本金は25.86百万元となり、出資比率はそれぞれ上海飛楽35%、蝶理30%、個人投資家35%となる。(2012年3月15日付け会社公告より)
研究開発費
-2012年12月期の研究開発費は77.03百万元で、会社全体の売上高の3.81%を占め、2011年12月期の38.24百万元に比べて101.46%増。
項目 |
2012年12月期 研究開発費 (単位:百万元) |
マルチクラスター |
3.72 |
エアコンコントローラー |
0.83 |
研究開発体制
-上海市レベルの企業技術センター3社、区レベル企業技術センター1社、CNAS (中国合格評定国家認可委員会) 認定を取得した測定センター2社、大学と共有する実験室1箇所を保有。
内容 |
2012年12月期 |
工場建屋の新設・改築 |
40.56 |
生産設備の改良 |
21.20 |
器械&クラスター |
2.82 |
合計 |
64.58 |
国内投資
-自動車電子部品業務の発展を加速させるため、子会社「上海元一電子有限公司 (Shanghai Yuanyi Electronics Co., Ltd.、略称:上海元一)」に対して2,923万元の増資を行うと発表。上海元一は同社の全額出資子会社で、資本金は2,577.588万元。電子ワイヤーハーネス、ケーブルハーネス、電源ワイヤー、光ファイバーコンポーネント、自動車ワイヤーハーネス、プラスチック部品、センサー部品、インバータ省エネコネクタ、ケーブルコネクタなどを開発、生産、販売している。増資後の資本金は5,500万元となる。追加資金は自動車用ワイヤーハーネス生産拡大の設備投資および家電用配線部門の自動化促進に充てるとしている。(2012年8月27日付け会社公告より)