盟和産業株式会社 2006年度の動向
ハイライト
業績
単位: 百万円 |
2007年 3月期 |
2006年 3月期 |
増減率(%) | 要因 |
全社 | ||||
売上高 | 19,749 | 19,848 | (0.5) | - 自動車用部品部門で増収したが、土木建材品部門、不動産部門で減収。 |
営業利益 | 127 | 538 | (76.4) | - 原材料の価格上昇、新工場(岐阜工場)、九州地区での生産拠点設立等の投資による、減価償却等。 |
経常利益 | 121 | 547 | (77.9 | |
当期純利益 | 161 | 391 | (58.7) | - 補助金交付金額297百万円を特別利益に計上、遊休設備であったリース資産の解約損として、124百万円特別損失に計上。 |
自動車用部品部門 | ||||
売上高 | 15,708 | 14,480 | 8.5 | - ガラスランチャンネル、シートバックパネル、ドア内装品他は減少したが、トランク内装品、フロア内装品、ルーフ他が増加。 |
営業利益 | (7) | 320 | - | - 原材料の価格上昇、新工場の減価償却費等の要因により減益。 |
国内事業
岐阜工場(岐阜県可児郡)の操業を2006年8月1日より開始する。岐阜新工場は自動車内装部品の生産拡大への対応と競争力強化に向けた生産効率の向上を目指して建設されたもので、トヨタグループ向けに主として硬質シート製品を含むトランク内装品等を生産する。(2006年8月1日付けプレスリリースより)
2008年3月期の課題
(1)新製品の開発
自動車メーカーへの新製品提案とシステムサプライヤーとの関係強化を図るため、新製品・新素材開発の推進に一層注力する。特に、カネカとの技術提携等の早期の成果実現が急務。
(2)生産拠点の拡充
国内では、新工場(岐阜工場)生産能力の早期拡大、九州地区の生産体制の構築を推進する。海外では、中国の子会社の収益力強化をはじめ、他の地域での供給力向上へ向けて検討を進める。
(3)事業領域の拡大
ビジネスモデルの再構築による既存事業の利益拡大とともに周辺事業領域にも進出。
(4)資産の効率化
企業価値向上を目指し、低収益資産の見直し、負債の活用、株主還元を進める。
(5)コスト競争力
品質のさらなる向上とともに、原価低減、生産技術力を中心とした総合技術力の拡充を推進。
開発動向
開発体制
各自動車メーカー、システムサプライヤーとの連携を深め、また材料メーカー、加工機械メーカー、商社等と情報交換を密にし、新製品の技術確立のスピードと効率化の向上に注力する。
自動車部品部門の開発動向
-2007年3月期の自動車用部品部門の研究開発費の金額は27百万円。
コスト低減、軽量化と高剛性の両立、商品性の向上、環境への取り組みをテーマとして以下の研究開発活動に取組む。
・軽量デッキボード
・ゼムライト製品の商品力向上
・ゼムライトSPSの新工法開発
・射出発泡軽量ラゲージBOX
・吸音性天井
各自動車メーカー、システムサプライヤーとの連携を深め、また材料メーカー、加工機械メーカー、商社等と情報交換を密にし、新製品の技術確立のスピードと効率化の向上に注力する。
自動車部品部門の開発動向
-2007年3月期の自動車用部品部門の研究開発費の金額は27百万円。
コスト低減、軽量化と高剛性の両立、商品性の向上、環境への取り組みをテーマとして以下の研究開発活動に取組む。
・軽量デッキボード
・ゼムライト製品の商品力向上
・ゼムライトSPSの新工法開発
・射出発泡軽量ラゲージBOX
・吸音性天井
設備投資
・2007年3月期の設備投資費は総額1,932百万円。
内、自動車用部品部門は1,931百万円。
自動車用部品部門は、主として、新工場(岐阜工場)の土地、建物及び生産設備の取得、既存の工場における新規受注製品のための生産設備及び型設備の取得であり、生産能力の増強、合理化及び更新などを目的に実施。
設備の新設
内、自動車用部品部門は1,931百万円。
自動車用部品部門は、主として、新工場(岐阜工場)の土地、建物及び生産設備の取得、既存の工場における新規受注製品のための生産設備及び型設備の取得であり、生産能力の増強、合理化及び更新などを目的に実施。
設備の新設
事業所名 (所在地) |
設備の内容 | 投資予定 総額(百万円) |
着手年月 | 完了予定 年月 |
岐阜工場 (岐阜県可児郡御嵩町) |
トランク内装品製造設備 | 117 | 2007年3月 | 2007年6月 |
岐阜工場 (岐阜県可児郡御嵩町) |
トランク内装品製造設備 | 140 | 2007年3月 | 2007年11月 |