上海交運股份有限公司 2008年度の動向

ハイライト

2008年度の業績

単位:百万元 2008年 2007年 増減率

要因

売上高 3,091.65 2,668.53 15.9% -新製品開発・生産能力増強による売上増加(新製品の売上高全体に占める比率は約33%) 
営業利益 144.75 150.99 (4.1%) -コスト増加が利益を圧迫。 
経常利益 191.13 164.53 16.2% -営業外収入の増加
純利益 164.80 148.87 10.7%

-2008年10月、同社は上海GM東岳及び上海GM(瀋陽)北盛の隣接地に車体部品の生産工場を建設することを決定した。

設備投資

2008年の主な投資プロジェクト (単位:百万元)
プロジェクト 予算
(百万元)
本年度の
投資
(百万元)
投資済額の対予算比率 備考
CF6オートマチックトランスミッションシフトシステムプロジェクト
(上海GM納入用)
340.24 50.99 90.0% 上海交運汽車動力系統有限公司の生産設備増設。
L850エンジンコンロッドプロジェクト(上海GM納入用) 88.63 15.95 100% 上海交運汽車動力系統有限公司の生産設備増設。
GEN3エンジンコンロッドアセンブリープロジェクト(上海GM納入用) 83.55 48.52 65.2% 上海交運汽車動力系統有限公司の生産設備増設。
プレス・溶接生産能力増強プロジェクト 457.93 9.16 3.1% 自動車部品分公司の生産設備増設。
煙台新生産拠点建設プロジェクト(上海GM東岳に供給) 208.54 20.79 10.0% 自動車部品分公司の生産拠点建設。
瀋陽新生産拠点建設プロジェクト(上海GM(瀋陽)北盛に供給) 173.17 3.01 1.0% 自動車部品分公司の生産拠点建設。

<新生産拠点の建設>

-2008年10月、同社取締役会は、山東省煙台に自動車部品分公司の生産拠点を新たに建設することを決議した。第一期工事の総投資額は199.45百万元を予定している。フル稼働後は車体部品及びアセンブリーの年産能力38.2万台分規模を見込む。(10月8日付会社公告より)

-2008年10月、同社取締役会は、瀋陽-欧盟経済開発区に自動車部品分公司の新生産拠点を建設することを決議した。総投資額は187.47百万元。フル稼働後の年間売上高は251.32百万元に達する見込み。(2008年10月25日付会社公告より)