Autoneum Holding Ltd. (旧 Rieter Automotive) 2012年12月期の動向
ハイライト
業績 |
(単位:百万スイスフラン) |
2012年12月期 | 2011年12月期 | 増減率 (%) | 要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 1,907.7 | 1,682.4 | 13.4 | 1) |
EBITDA | 144.6 | 104.2 | 38.8 | - |
要因
1) 全社
-2012年の売上高は前年比13.4%増加。世界の乗用車生産が6.1%増の8150万台に拡大したことが背景。
事業提携
-2012年8月27日、トヨタ紡織は次世代車の防音機能などを強化した新型の内装システムの開発に向け、Autoneum、日本特殊塗料とともに協業体制を構築すると発表した。電気自動車 (EV) やプラグインハイブリッド車 (PHV) などへの対応を視野に入れたもので、7月末に2社と覚書を交わした。トヨタ紡織が内装部品の開発に関して、トヨタグループ外の企業と協力するのは初めて。モーターで走行するハイブリッド車 (HV) やEV、PHVの室内では、ロードノイズや風切り音、モーターなどの音をよく拾い、快適性を損なう可能性があるため、クルマの室内は将来的により高度な騒音対策が必要になると見られている。これに対し同社、トヨタ紡織と日本特殊塗料は防音機能を強化した内装システムを開発し、次世代車を含めて快適な室内空間を維持できるようにする。 (2012年8月28日付日刊自動車新聞より)開発動向
研究開発費用 |
(百万スイスフラン) |
2012年12月 | 2011年12月期 | 2010年12月期 | |
全社 | 66 | 58 | 66 |
-2011~2012年は、欧州、米州、アジアの自動車メーカーの新モデルおよび各種要望向けの防音ソリューション、車体下部部品およびカーペットの研究に注力。
研究開発体制
スイス | Winterthur (HQ) | -アコースティックセンター -研究開発センター |
Sevelen | -開発センター | |
フランス | Aubergenville | -アコースティックセンター -開発センター |
ドイツ | Rossdorf-Gundernhausen | -アコースティックセンター |
イタリア | Desio | -アコースティックセンター(トラック) -開発センター(トラック) |
Leini | -開発センター | |
Santhia | -アコースティックセンター | |
米国 | Fmarmington Hills, Michigan | -アコースティックセンター -開発センター |
Chicago Heights, Illinois | -開発センター | |
ブラジル | Sao Bernardo do Campo | -アコースティックセンター -開発センター |
中国 | Shanghai | -アコースティックセンター -開発センター |
日本 | 東京 (日本特殊塗料) |
-アコースティックセンター |
静岡 (日本特殊塗料) |
-アコースティックセンター |
設備投資
設備投資額 |
(単位:百万スイスフラン) |
2012年12月期 | 2011年12月期 | 2010年12月期 | |
全社 | 75.3 | 75.3 | 72.4 |