人とくるまのテクノロジー展2012:部品メーカーの出展取材報告(2)

内燃エンジン車の効率向上、小型化・軽量化、燃費向上、安全技術の出展

2012/06/25

要 約

 以下は、2012年5月23日~25日にパシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2012」における、部品メーカーの内燃エンジン車の効率向上、小型化・軽量化、燃費向上、快適性、安全およびカーナビに関連した技術についての出展概要である。

 アイシン精機は変換角度を拡大した中間ロック機構付きVVT、デンソーは最高300MPaの噴射を実現する第4世代コモンレールシステム、ZFは横置きエンジン用9速ATなど、内燃エンジン車のパワートレインと効率向上のための関連部品が出展された。

 小型化・軽量化に貢献する技術として、デンソーは薄型コンデンサを出展、旭化成は樹脂性オイルパンの試作品を出展した。アイシン精機は燃費を向上させるフロントグリルシャッターを出展した。

 安全性や快適性・利便性に資す技術も数多く出展された。エフ・ピー・エス(FPS)は、従来の球面波とは異なる平面波を発するスピーカーと車への応用例を紹介した。

 また、アイシンAWデンソークラリオンは、スマートフォンと連携するカーナビゲーションを出展した。

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