SDVエコシステムにおけるQNXの役割
QNX(BlackBerryの一部門)へのインタビュー取材
2025/03/11
- 要約
- SDVに対するQNXの定義とビジョン
- 最近のSDV向け製品開発
- SDVの開発と展開に関するQNXの最近の提携
- セキュリティと安全性
- 将来の見通し
要約
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本稿では、QNX(キューエヌエックス)のビジョン、戦略、技術開発、自動車メーカーやティア1サプライヤーとの最近の提携、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)に関する同社の展望について紹介する。
本稿は主にQNXの担当者であるOS/仮想化製品管理ディレクターのLouay Abdelkader氏と、業界アナリストリレーションズマネージャーのAngelos Lakrintis氏へのインタビューに基づいており、他の資料によって補足している。
QNXの概要
QNXはBlackBerry Ltd.(ブラックベリー)の一部門である。1980年にQNX Software Systems Ltd.というカナダ系企業として設立され、2010年にBlackBerryに買収された。以前は「BlackBerry IoT」部門と呼ばれていたが、「QNX」に改名され、自動車業界と一般組み込み業界における認知度の向上とリーダーシップの強化を目的として、1月のCES 2025でQNXブランドが再度発表された。
QNXは、自動車や商用車市場を含む様々なセクターのソフトウェア・デファインド・ビジネス向けに、安全かつセキュアなオペレーティングシステム(OS)、ハイパーバイザー、ミドルウェア、開発ツールを提供している。同社のソフトウェアは、世界中の2億5,500万台以上の車両に組み込まれており、上位10社の自動車OEM、上位7社のティア1サプライヤー、および上位25社のうち24社のEV OEMによって活用されている。
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