ZF:商用EV汎用プラットフォーム「Enerlity」コンセプトを発表
伊藤忠商事、PowerXとともに「モビリティ」と「エネルギー」のエコシステム構築を目指す
2023/06/28
- 要約
- ZF:商用EV汎用プラットフォーム「Enerlity」コンセプト
- PowerX:商用EV向け蓄電池型EV充電システム「Hypercharger for Fleet」
- 伊藤忠商事:蓄電システム「Bluestorage」、バッテリーリサイクルのエコシステムを構築
要約
「Enerlity」プラットフォーム |
2023年5月16日、ZF Japanは「Energy meets Mobility」と題したイベントにおいて、伊藤忠商事、PowerXとともに商用EV汎用プラットフォームのコンセプトを発表した。
EnergyとMobilityを組み合わせた「Enerlity」というこのプラットフォームは、その名の通り、移動手段としての「モビリティ」と、その動力源である「エネルギー」の双方に焦点が当てられたエコシステムのコンセプトとなっている。
汎用EVプラットフォームEnerlityには、ZFのローリングシャシーや車両制御ソフトウェアcubixを活用する。また、バッテリーは35kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池を3つ搭載する。搭載されるバッテリーは、伊藤忠商事が主導してリサイクルのエコシステムを構築し、使用後は蓄電池として再利用される。こうしたエネルギーの流れをパートナーシップ間で描くことで、脱炭素への貢献を目指す。
関連レポート:
分析レポート EV/HV駆動モーター(欧州市場編) (2023年6月)
分析レポート オートマチックトランスミッション (AT) (⽇本・欧⽶市場編) (2023年3月)
ZFのE-モビリティ戦略 (2022年12月)
欧州主要サプライヤーのカーボンニュートラル活動 (2022年12月)
このレポートは有料会員限定です。 残り 3 章
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。