ASEAN:中国メーカーのプレゼンス拡大とベトナムの高成長
GlobalData販売予測:ASEAN市場は5年後に400万台水準で推移
要約
ASEAN主要6カ国市場は、2024年にタイ・インドネシア市場の低迷を受けて縮小したものの、2025年以降は回復基調へ転じている。2026年1~6月の販売は前年同期比11%増となり、特にベトナムが高い経済成長とVinFastの販売拡大を背景に市場成長を牽引している。
ベトナムやタイで電動化が進み、インドネシアでも急速にBEV普及が進展している。各国政府による補助金や税制優遇策に加え、中国メーカーによる積極的な商品投入と生産投資が市場拡大を後押ししている。
タイとインドネシアは引き続きASEANの主要生産拠点であるが、BYD、奇瑞、VinFastなどによるEV関連投資の拡大により、生産体制は日系メーカー中心から多極化へ向かいつつある。また、タイは依然として最大の輸出国であるものの、主要輸出市場での需要低迷や競争激化を背景に減速傾向が続いている。一方、インドネシアはASEAN域内および中南米向け輸出を拡大し、輸出拠点としての存在感を高めている。
GlobalDataはASEANの2026年ライトビークル市場を340万台規模と予測している。背景にはインドネシアの需要刺激策、ベトナムのBEV登録料免除延長、タイのxEV販売拡大がある。ASEAN全体では中長期的な拡大基調を維持し、5年後には400万台水準で推移すると予測されている。
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