Japan Mobility Show Bizweek / CEATEC 2024:電動化関連技術
水素利用、電動車、モーター、バッテリー、充電関連の展示取材
2024/11/14
- 要約
- FCV、水素利用:ホンダ、トヨタ
- BEV、PHEV:日産、三菱、ホンダ、ヤマハ、いすゞ、トヨタ
- 小型モビリティ:ホンダ、スズキ、西川精機製作所
- 電動車バッテリー活用蓄電システム:トヨタ、三菱、日産
- 電動パワートレイン関連技術:ヴァレオジャパン、ELEMEC、栗本鐵工所、BASC、パワーウェーブ
要約
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Japan Mobility Show Bizweek 2024会場のCEATEC 2024からの入口 |
Japan Mobility Show Bizweek 2024がIT・エレクトロニクス産業等によるデジタルイノベーションの総合展「CEATEC 2024」と併催する形で開催された。(会期:2024年10月15日~10月18日、会場:幕張メッセ)
「東京モーターショー」から昨年名称が変わった「Japan Mobility Show」は隔年開催で、2024年は開催年ではないが「スタートアップ・事業会社が手を組み、ビジネスを創発するビジネスイベント」としてJapan Mobility Show Bizweek 2024として開催された。
Japan Mobility Show Bizweek 2024の出展社数は203社(スタートアップ出展社数:145社、事業会社・日本自動車部品工業会会員企業・日本自動車工業会会員企業の出展社数:58社)。「モビリティ産業と次世代を担うスタートアップ企業が交流し、持続可能な未来づくりという共通の目標に向かって共創を生み出すイベント」として、スタートアップブース(トランスフォーメーション、モノづくり、カーボンニュートラル、サプライチェーン)が多く設定された一方で、主催の日本自動車工業会や共催の日本自動車部品工業会の会員企業ブースは限られており、Tier1サプライヤーの展示は少なく、通常とは異なる展示会となっていた。
また、CEATECの会場が展示ホール2~8に対してJapan Mobility Show Bizweekは展示ホール1だけを使用して開催されていた。
Japan Mobility Show Bizweek 2024の来場者数は発表されていないが、入場登録が共通となっていたCEATEC 2024の来場者は112,014名(4日間の合計)で昨年秋の89,047名より25.8%増加しており、Japan Mobility Show Bizweekとの併催によって産業の幅が広がった効果とみられている。
本稿では、Japan Mobility Show Bizweek 2024、CEATEC 2024における電動化関連技術の展示アイテムを紹介する。
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展示ホール1のJapan Mobility Show Bizweek 2024 会場の全景 | 電気自動車カテゴリーエリア(日本自動車工業会 合同展示) |
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