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WCX 2024(1)自動車産業におけるAIとソフトウェアの影響

ソフトウェアシステムと機能の潜在力を発揮するには支援と開発が必要

要約

WCX 2024 exhibition floor entrance
WCX 2024 展示会場の入口

 2024年4月16日から18日まで、SAE Internationalの主催により米国ミシガン州デトロイトの展示会場「ハンティントンプレイス」でWCX 2024カンファレンスが開催された。今年のWCXは出展企業が100社を超え、3つの基調講演、8つのリーダーシップサミットのパネルディスカッションが行われた。新しい技術、自動車のトレンド、技術情報に焦点を当てたセッションも数多く開催された。

 WCX 2024の新たなテーマの1つは、自動車産業における人工知能(AI)の成長と開発であった。開会基調講演では、AIの現状と機能が説明され、AIが自動車産業にもたらす可能性のある利点や、自動車産業がAIにもたらす可能性のある利点が強調された。次の基調講演では、自動車の生成AIを支援するためのソフトウェアとソフトウェアデファインドビークル(SDV)の重要性が説明された。

 リーダーシップサミットのパネルディスカッションでは、SDVの現在の開発段階、サプライチェーンへの影響、その他の傾向など、ビジネスの観点から見たSDVに関する検討事項が検証された。自動運転車を議題にした別のリーダーシップサミットのセッションでは、SAEレベル3機能の大規模展開が直面している課題について議論が交わされた。

 本稿はWCX 2024の出展内容に焦点を当てた2本のレポートの1回目である。本稿では、AI、ソフトウェア、自動運転に関するパネルディスカッションと基調講演を紹介する。2回目のレポートでは、持続可能性の改善を促進する車両と、自動車産業に関する一般的な視点に焦点を当てる。

 

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