バンコク国際モーターショー2020:主力SUVの競演
タイ市場向けの電動車、ピックアップトラック、高級車なども披露
2020/07/28
- 要約
- トヨタ:新発売のCorolla Cross SUV、新型Hilux Revo、新型Fortuner
- ホンダ:外観変更したCR-Vの改良型をアジア・オセアニア市場で発売
- 日産:新発売のKICKS e-POWERとNavaraダブルキャブ
- 三菱:Xpander CrossとPajero Sport エリート・エディション
- マツダ:新型CX-3のコンセプトは「Leap Forward(跳躍)」
- スズキ:新型XL7 マルチダイナミック・クロスオーバー
- いすゞ:新型D-Max V-Cross 4×4ならびにMU-Xの新バージョンOnyx
- フォード:Ranger Raptorピックアップトラック、マスタングのハイパフォーマンスカー
- MG: 新型ZSと新型Extenderピックアップ
- BMW:X3 xDrive 30e M SPORTのPHEVバージョンを公開
- スポーツカー&高級車:JLR、アウディ、アストンマーチン、ランボルギーニ、ロールスロイス
要約
2020年7月15日から26日にタイのバンコクで第41回バンコク国際モーターショー(41st BIMS)が開催された。今回のショーでは「Inspiration Unlocks the Future(インスピレーションが開く未来)」のテーマのもと、17万平方メートルを超える敷地に世界各国から参加した27社の自動車ブランドと12社の有力なオートバイ・メーカーが展示を行った。
出展された主なモデルとしては、トヨタCorolla Cross、外観変更されたホンダCR-V、スズキXL7、日産Kicks e-POWER、三菱Pajero Sport エリート・エディション、MG ZS、BMW X3 xDrive 30e M Sport プラグイン・ハイブリッド、Audi TT RS Coupe Quattroなどがある。
今回のショーは新型コロナウイルス感染下での社会的要請が考慮され、政府の感染防止対策のガイドラインに沿った会場の準備が行われた。すべての来場者には展示会場に入る前の体温測定が義務付けられ、さらにマスクの常時着用、展示車に乗り込む際には両手のアルコール消毒が求められる。
新たな環境に対応し、タイのモーターショーとして初めて、実際のショー開催と並行してバーチャル形式でのショーのオンライン発信も行われた。
第41回バンコク国際モーターショー 入場口 | 第41回バンコク国際モーターショー 会場風景 |
関連レポート:
ASEAN:域内のEVハブ目指すタイとインドネシア、各国がCASE事業を推進 (2020年5月)
タイ国際モーターエキスポ2019:エコカー、スポーツタイプモデル、ピックアップトラック (2019年12月)
タイ: 投資奨励策で9社のHV・PHV・EV計画を認定、バッテリー工場も稼働 (2019年7月)
バンコク国際モーターショー2019:ローカルモデルのラインアップ多様化 (2019年4月)
無料会員登録により、期間限定で続きをお読みいただけます。