NEVクレジット/企業平均燃費クレジットの2018年度企業ランキング
ダブルクレジット規制修正案では低燃費車を優遇
2019/07/23
- 要約
- 「乗用車企業平均燃費と新エネルギー車のクレジット同時管理方法」修正案意見募集稿
- 2018年度クレジット状況:BYDが独走、外資合弁では華晨BMWが好調
- 2017年度と2018年度のクレジット比較一覧表
要約
BYDの小型EV「e1」 |
2017年9月に公布された「乗用車企業平均燃費と新エネルギー車のクレジット同時管理方法」通称ダブルクレジットにおける「NEVクレジット規制」が2019年4月から開始となった。2018年度の各社のクレジット状況が6月下旬に発表され、プラスクレジットを多く保有する企業とマイナスクレジットが多い企業とが明確になった。トップは平均燃費とNEVともにプラスクレジットを保有する比亜迪(BYD)汽車有限公司。外資合弁企業では、「華晨宝馬汽車有限公司(華晨BMW)」が10位にランクインした。EV、PHV、MHEVを製造する吉利(Geely)グループでは、浙江豪情汽車制造有限公司と浙江吉利汽車有限公司がクレジットを積み上げた。
本レポートでは、2019年6月に4省庁より発表された「2018年度乗用車企業平均燃費とNEVクレジット算定状況表」を報告するとともに2019年7月9日に工信部より発表された「乗用車企業平均燃費と新エネルギー車のクレジット同時管理方法」修正案意見募集稿の概略についてもふれる。
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