【ものづくり】人とくるまのテクノロジー展2019:プラスチック材料の展示取材
軽量化、サーマルマネジメント、成形性向上、加飾など、様々な自動車用途に対応
2019/06/13
- 要約
- 内装・外装部品など:旭化成、三菱ケミカル、三井化学、帝人、カネカ
- 新規グレードなど:住友化学、東レ、クラレ、デュポン、ダイセル・エボニックほか
- プラスチックの強化材:日東紡、信越化学工業
- プラスチックの分析・解析:三井化学分析センター、日産アーク
要約
日本自動車技術会主催の「人とくるまのテクノロジー展2019横浜」展示会(会期:2019年5月22日~24日、会場:パシフィコ横浜)は、主催者企画テーマ「新たな自動車技術が支える地域創生」を掲げ、サブテーマは「革新的社会インフラと融合した"くるま"進化の方向性」であった。主催者発表によると、出展社数は624社、会期中の入場者数は95,900名(2018年は93,458名)に達し、大盛況裡に幕を閉じた。
本稿ではプラスチック関連の材料メーカーおよび部品メーカーについて注目すべき展示内容を報告する。自動車業界の電動化や自動運転関連の流れに乗るため、各社とも自社製品を自動車メーカーにアピールする意欲的な展示を行っていた。
人とくるまのテクノロジー展2019 会場風景 |
人とくるまのテクノロジー展2019 リケンテクノスの樹脂部品展示 |
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