WCX 2019: SAE World Congress Experience – 自動運転とセーフティ
複雑さを増す自動運転と安全技術
2019/05/07
- 概要
- 自動運転と安全性をテーマとした出展車両とテクノロジー
- デモンストレーションでは参加者が自動運転を実車体験
- ラウンドテーブルとプレゼンテーションで自動運転から派生する問題について議論
概要
WCX 2019 展示フロア・エントランス |
WCX 2019:World Congress Experienceは、2019年4月9日から4月11日にかけて米国ミシガン州Detroitで開催された。期間中は連日様々なテーマでラウンドテーブル・ディスカッションやプレゼンテーションが行われた。9日の各セッションでは自動運転が焦点となり、自動運転車に用いられるテクノロジーそのものよりも、法規制や車両テスト、検証などについての考え方が主要テーマとなった。自動運転や安全に係わるテクノロジーを紹介する各種の展示も行われた。Fordは新型Escapeを出展してアップグレードされたCo-Pilot360アシスタント機能を紹介。またVelodyneはAlpha Puckライダー(LiDAR)システムを披露した。展示会場内には自動運転車の車室デモンストレーションのためのスペースも確保された。
本レポートは、WCX 2019で紹介されたテクノロジー、システム、並びにコンセプトに焦点を当てた2編のレポートの第1弾で、自動運転車および安全システムに関連するテーマを中心に報告する。将来のモビリティ、並びに環境テクノロジーを扱ったWCX 2019の内容については第2弾レポートで報告する予定。
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自動運転テクノロジー (2018年5月)
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