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電動車(xEVs)とリチウムイオン電池の動向(その3)

リチウムイオン電池から全固体セラミック電池へ

要約

 VWは、ディーゼルスキャンダルとグローバルに厳しくなる環境規制に対し「TOGETHER-STRATEGY 2025」を策定し、30車種以上のEVを2025年迄に投入すると2016年6月に発表している。同社目標によると2025年には2~3百万台(VW総販売台数の20~25%)のEVを販売するという。電気自動車専用のMEBプラットフォームを開発し、2020年から投入する。Daimlerも2022年までに20モデル(総販売台数の25%程度)のEV、PHEVを投入すると公表。BMWも総販売台数の15~25%を2025年までに電動車に変更する。米国ではTESLAをはじめ、GM、FORDもPHEV、EVを2020年までに10~13モデル投入すると公表している。

 電動車の世界的増加の潮流の中、バッテリーサプライヤーはリチウムイオン電池の増産と性能向上に凌ぎを削っている。
電動車(xEVs)とリチウムイオン電池の動向 その1その2

 電動車の普及の為には、リチウムイオン電池の低コスト化、エネルギー密度、パワー密度、急速充電能力のさらなる向上が2025年に向けて必要だと言われている。バッテリージャパン主催の二次電池展セミナーからの第三報として今回は次世代電池として期待されている全固体セラミック電池を紹介する。

(VW MEBプラットフォーム:VW資料) (全固体電池の出力密度とエネルギー密度:Nature Energy資料)
(VW MEBプラットフォーム:VW資料) (全固体電池の出力密度とエネルギー密度:Nature Energy資料)



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