Renault:2013年の販売目標は300万台
ブラジルとロシアで生産拡大、インドに2年間で5車種投入
2011/12/27
- 要 約
- モデル計画:2012年にEV2車種と小型車3車種を投入
- 新興国市場:ブラジルの年産能力は38万台、ロシアは日産・AvtoVAZ合わせ110万台
- 中期経営計画:2013年の世界販売台数は300万台
- 生産再編計画:フランスの工場にEV、電池など高付加価値商品の生産を集約
- 2011年の販売台数:2010年の263万台を上回る見込み
- 2011年の売上高:2010年の390億Euroを上回る見込み
要 約
Renault は、2012年にEV 2車種、小型車の新型Clioのほか、エントリーセグメントのファミリーカーと小型商用車の新モデルを発売する計画。2013年には、Daimlerと共同開発する小型車用プラットフォームを使用し、新型Twingoを投入する。
新興国市場では、ブラジルでの年産能力を38万台に拡充。ロシアでは、自社工場をフル稼働するほか、AvtoVAZの工場に生産委託するなど生産を拡大する。インドには2011-12年に5車種を集中投入する。
Renaultは、2011年2月に発表した中期経営計画で、2013年の販売目標を300万台に設定した。小型車シフト等で欧州での販売シェアを守る一方、新興国での販売を拡大する方針。
2011年の販売台数と売上高の見通しは、いずれも2010年を上回るとしており、販売台数は263万台、売上高は390億Euroを超える見込み。
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