[オートモーティブワールド2022] ContinentalとAEye Japan、共同開発の長距離LiDARを出展

Continental (コンチネンタル)とAEye Japan (エーアイジャパン)は、共同開発の長距離LiDAR「HRL 131」を出展した。
・HRL 131は、2024年の量産を目指し開発中の長距離LiDAR。現在レクサス「LS」とトヨタ「ミライ(Mirai)」に搭載されているContinental製の短距離LiDARでは250mの検知が可能であったが、今回AEyeと共同開発した長距離LiDARは1000m先のトラックの検知に成功した。また、赤外線反射率の低い黒色や非金属の物体検知にも強く、300m先の反射率10%の物体でも検知可能である。
・HRL 131は人工知能(AI)を搭載しており、車速や地図データに基づき最適なスキャンパターンを決定できる。これにより、ショット密度を高速道路では遠距離エリアを、一般道では近距離エリアを高くするなど、走行環境に応じたスキャンパターンに変更できるといった新機能を持つ。
・ブースでは他にも、建設機械や鉄道車両向け長距離LiDARとして「4Sight M」も展示している。