メキシコ新車販売、9月は11.5%減の11.6万台

・メキシコ自動車工業会(AMIA)が発表した2017年9月の新車販売台数(輸入車を含む)は、前年同月比11.5%減の11万6,356台となった。内訳は乗用車が17.3%減の7万3,201台、ライトトラックが0.5%増の4万3,155台。
・メキシコでは9月にマグニチュード6.1-8.1の大きな地震が3回起き、500人以上の死者と約6,000人のけが人が出た。地震は需要の大きいメキシコ中部で起きたために低調な販売をさらに押し下げた。
・メーカー/ブランド別では、首位は日産で13.1%減の2万8,159台でシェア24.2%、2位はGMで24.5%減の1万8,077台でシェア15.5%、3位はVWグループで15.2%減の1万7,292台でシェア14.9%、4位はFCAで0.4%減の8,544台、5位はトヨタで7.9%減の7,515台となった。
・特に起亜は27.1%増の7,503台と販売を急速に伸ばしている。
・セグメント別に見ると、サブコンパクトカーは4万1,750台で、VW「ヴェント(Vento)」が4,824台、日産「マーチ(March)」が4,508台、シボレー「アベオ(Aveo)」が3,860台。コンパクトカーは2万4,775台で、日産「ヴァーサ（Versa）」が6,421台、日産「セントラ(Sentra）」が3,777台、VW「ジェッタ （Jetta）」が2,633台の順となっている。SUVは2万6,707台で、日産「X-Trail」が2,169台、日産「キックス(Kicks)」が2,137台。ピックアップは1万5,287台で、日産「NP300」が5,396台でトップとなっている。
・なお、1-9月累計販売は1.1%減の110万6,848台。
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メキシコの自動車販売台数　（単位： 台）

出所：AMIA
注：輸入車を含む