韓国5社の新車販売、4月は5.0%減の13.3万台

・韓国メーカー5社が発表した4月の国内新車販売台数は、前年同月比5.0%減の13万2,675台となり、3月につづき再びマイナスになった。
・企業別では現代が1.5%増、ルノーサムスンは1.9%増となったが、双竜は8.6%減、起亜は10.3%減、韓国GMは15.9%減となっている。
・国内販売の5社のシェアは、現代が45.5%で首位、2位が起亜で32.8%、3位の韓国GMは8.9%、ルノーサムスンが6.6%、双竜が6.3%となっている。
・単月のモデル別販売では、現代のプレミアムセダン「グレンジャー(Grandeur)」が1万2,549台で首位、続いて同中型セダン「ソナタ(Sonata)」が9,127台で2位、同小型トラック「ポーター (Porter)」が8,809台で3位、同小型セダン「アバンテ(Avante)」が8,265台で4位、起亜のミニバン「カーニバル(Carnival)」は6,302台で5位だった。
・輸出を含む海外販売は韓国GM、ルノーサムスン以外の3社でマイナスとなっており、5社合計では12.7%減の52万4,060台となった。ルノーサムスンが日産から委託されているコンパクトSUV「ローグ(Rogue)」の輸出は7,940台。現代・起亜の4月の海外販売減は中国市場での販売量の減少が大きく影響を及ぼしたと考えられ、現代で前年同月比13.9%減の30万3,864台、起亜が13.9%減の16万6,317台となっている。
・4月の各社のグローバル販売は、ルノーサムスンが2.1%増の2万2,444台となったが、現代が前年同月比11.7%減の36万4,225台、起亜は13.2%減の20万9,832台、韓国GMは2.8%減の4万9,163台、双竜は17.8%減の1万1,071台となり、5社合計では11.3減の65万6,735台となった。
・1-4月のグローバルの累計販売は、現代が前年同期比4.3%減の145万4,146台、起亜は8.2%減の86万9,088台、韓国GMは2.9%減の19万2,221台、ルノーサムスンは15.7%増の8万8,563台、双竜は3.9%減の4万5,299台となっている。

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